【ROX10.0】
平地ライド「埼玉(川口)から荒川沿いに葛西臨海公園まで往復周回」

SIGMA ROX10.0を使ってみた感想として、 コンパクトながらも見た目以上に高性能な機能が充実しており、 自己トレーニングする上でもサポート的な役割もはたしてくれる心強いアイテムだという印象を受けました。

大きさ的には思ったよりも小さかったのですが、少し厚みがある感じでした。
ただ、その厚みを感じさせないデザイン性のおかげですっきりと見えます。
ディスプレイ周りはよくみるとハニカムメッシュ状のデザインがさりげなく施されていて、他にないようなお洒落な感じもとても良いです。
サイドにあるボタン類も押しやすく、機能性をも重視したよく考えられたデザインが気に入りました。

届いてすぐに本体の重さを量ってみたところ約68gありました。
ヒルクライムを主体としている私にとって現在使用しているものよりも約40gも軽量化になるという嬉しい結果にまず満足しました。

SIGMA ROX10.0を試してみたかった理由の一つに「ANT+対応」というのがあったのですが、 SIGMA ROX10.0にセットされているケイデンス・スピード・ハートレートの各センサーはANT+対応の他社製品と互換性があるので 現在使っているものでもそのまま使えるというメリットもあり、 バイクが増えてもセンサーさえあればSIGMA本体にはバイク3台まで登録できる!という機能が備わっているので使い勝手がとても良いです。

センサーと本体のペアリングもスムーズにでき、各センサーの反応も非常に良好です。
あとは操作手順がわかれば問題なし・・・というところですが、 付属の説明書には取り付け以外の操作方法などの説明はほとんど記載されていなかったので、 「アキコーポレーション」のSIGMAサイトから機能操作説明書のPDFファイルをプリントアウトしました。
SIGMA本体やパッケージ等には一切日本語が書かれておらず最初はちょっと不安に感じたところもありましたが SIGMAサイトにある説明書はなんと60ページ分もあり、こちらは日本語で親切丁寧な説明書となっておりました。
操作に関してはサイトで確認する手間はあるものの、これだけ立派な日本語の説明書にすぐに最初に感じた不安も吹き飛びました。

説明書を見ていくと、機能の多さに改めて驚かされました。
SIGMA ROX10.0の見た目のコンパクトさからは想像できないくらい充実した、尚且つ高性能な仕様になっており詳細なデータ分析も可能です。
これらを使いこなせるようになったら今まで不透明であった自分自身の走りがデータとして明瞭に分かるようになるので、 様々な観点から自己分析できるというのはとても面白そうだと思いました。

今回は約一か月のお試しということもあり全機能を把握するというのは機械音痴の私にとっては至難の業であったため、 とりあえず気になった機能を中心に覚えることにしました。
その中でも一番興味を持ったのが心拍数の「強度ゾーン」という機能です。
最大心拍の60%〜100%までを強度1・強度2・強度3・強度4と4段階で表示されるようになっており、 さらにそれまでの走行が強度ゾーンごとの割合でわかる点がすごいと思いました。
これらがわかることで、体調はどうか(私の場合、常に心拍が比較的高めなので)や、今後はもっと追い込むべきか?など判断基準にもなり非常に役立ちました。
また自分自身で心拍ゾーンをオリジナル設定することで 設定したその心拍ゾーンを下回ると「ピッ!」、上回ると「ピピピー!」と2種類のアラーム音で警告されるというシステムがとても面白いです! 一人で走る場合には自分でも気づかないうちについつい追い込みすぎて無理をしてしまうことが多々あるのですが そんな時にはすかさずアラーム音で知らせてくれるので、まるでパーソナルトレーナのようにそばでサポートしてくれているような心強さを感じました。
さらに自分に合ったターゲットゾーンを絞り込んでいくことで、レベル向上にもつながると思うし、 トレーニング途中でも強度ごとの割合が本体で確認できる点がモチベーションアップにもつながります。
毎回同じコースを走っていてもSIGMAでデータ分析することでその日の自分の走りがいろんな角度から確認できることがとても楽しく感じました。

ディスプレイの視認性について、モノクロ表示ですが40代後半の私の眼でもメインの三分割画面では数値も見やすくて安心しました。
ただラップ表示にした場合はちょっと分かりづらい部分があるのでこちらは帰ってからPCに繋いでデータセンターで確認する必要があります。

便利な機能としてはオートポーズ(一時自動停止)機能をONに設定しておくことで途中で信号をはさんだり、 なんらかの理由で停止した場合でもその間はオートポーズで一時停止されるのでラップ計測中にロスタイムを省いて記録してくれる点がとても気に入りました。
コチラの機能は速度が2.2km/hを下回るとディズプレイに【 Auto Pause 】メッセージが表示され一時停止されるのですが、 再度速度が2.2km/hを上回るとオートスタートします。
この機能が不要な場合はオフに設定することもでき、 その場合は手動で「スタート」「ストップ」ボタンを押すことで一時停止となるので、使い分けができる点も良かったです。

バッテリーに関しても省エネ性能になっているようでしばらく停止した状態だと自動で電源OFFとなるのでその分バッテリーの持ちもよくなります。
年に数回は一日300キロくらいのロングライドに挑戦することもある私にとってはバッテリーの持ちが良いのは非常に助かります。

今回の期間では残念ながら山に行って斜度や高度を試すことが出来なかったのですが 平地のちょっとした傾斜でも斜度や高度を確認することができ、大変参考になりました。
私は埼玉県(川口市)在住なのですが埼玉にある山と言いますと、秩父方面にある白石峠〜定峰峠等によく行きます。
ただヒルクライムをメインにしている私にとってはこれらの坂は距離が短いので、坂を思う存分楽しむために 時には群馬の上毛三山や長野の渋峠、筑波山、三国山を越えての富士山(あざみ)まで遠征したりもしております。
いつも埼玉の自宅から自走で出かけているのでメインディッシュまでかなりの距離があることもあって、 山に到着したときには体力の消耗等により、勾配が感覚的によりきつく感じてしまって正確に把握できないもどかしさを感じていました。

今まで勾配や高度計のついたサイクルコンピューターを持ち合わせていなかったのでそういったことは感覚でしかわからなかったのですが こちらを使うことで勾配だけでなく高度・高度断面図が確認できるので、メンタル面でも励みになったりペース配分など考慮してもっと効率的な走りができると期待しています。

最後にSIGMA独自の機能「仮想パワー計測」についてですが、 期間中、パワーメーターを装着した友人と一緒に走る機会があり走行中のワット値をお互い確認しあいながら走ってみたところ、 パワーメーターの数値よりも少なめの値で仮想計測されてはいたものの、かなり近い数字であったのに驚きました。
この仮想計測は、速度・ケイデンス・勾配・バイク重量・ライダーのポジション・体重・肩幅・身長をもとに計算されるそうで、風速等の状況は条件に入らないそうです。
条件によりけりではあるとは思いますが、フラットな路面で風速もそれほどない日であればトータル的な見方をすればかなり参考になるのではないかとは思いました。
説明書にも「表示されるパワー値はあくまでも近似値である」、と記載されているので、 パワーメーター購入するにはハードルが高い私にとっては使用環境等を踏まえて使い分けすれば非常に面白い機能であると思いました。

今回SIGMA ROX10.0を使用してみて、 約一か月という期間ではあったものの、機能の多さの割には操作性が非常に良く、機械に不慣れな私でもそれなりに使いこなせたことがとても良かったと思います。
期間中に使えなかった機能もまだまだありましたので、これらをもっと使いこなせるようになれればさらに楽しくなると思うし、 確実に自分自身の走りの向上に貢献してくれるアイテムだと思いました。

【ROX10.0】100kmサイクリング

45年ぶりに自転車の購入です。
無理なく長く続けるために走行距離の目標を立て管理するためにサイクルコンピュータの購入を検討していました。
最初は走行距離の記録とスピードがわかれば良いという程度だったのですが、今回のモニターを通じて多くの機能があることを知り、非常に役立ちました。
全く初めてなので他機との比較はできませんが使い勝手についてレビューします。

1.トランスミッターの取付

簡易マニュアルが付いていて、英語の説明だけでしたが図をみて問題なく取付ができました。
どこがセンサー部なのか説明がないので、取付方向(表裏)に迷いましたが、問題なく使えたので合っていたのかなと思っています。
また、ケイデンストランスミッター、ハートレートトランスミッターは問題なくペアリングできましたが、最初Speedトランスミッターのペアリングができませんでした。
電池の接点を少し曲げてなんどか入れ直したら繋がるようになりました。
そのあとは問題は発生しませんでした。

2.操作性 一番困ったのが電源のONです。

ENTERボタンのクリック感が全くなく、防水カバーが付いているため、最初はどの位置をどの方向に押せば良いかわからず、わかってからもクリック感がないため非常に使いにくかったです。
他のボタンは問題がなかったので、個体差なのかもわかりませんが一番使用頻度の高いボタンなので改善して欲しいところです。
私だけかもわかりませんが、トレーニングのスタートを押し忘れて記録が残せないことがありました。
スタートがONになっていることがもう少しわかりやすく表示されたら良いなと感じます。
多機能ですが、マニュアルにメニューツリーがあったので迷うことなく使用できました。

3.使用感

100kmほどの使用ですが、トランスミッターの電波が途切れることもなく非常に安定していました。
画面の解像度は低いので小さなアイコンは見にくいですが、数値は大きく表示されているため走行中も非常に読みやすかったです。
バックライトが付いているので夜間もよく見えました。
バックライトは絶対必要ですね。
ブラケットは本体の付け外しもやりやすく、走行中に外れることなく安心して使用できました。
耐久性はわかりませんが、自転車から離れるときはいつも取り外すので非常に使い易かったです。
また、電池も充電式で使い始めは満充電にしておくと充電切れの心配なく安心して使用できました。
毎日充電すれば電池切れの心配もなく使用できると思います。

4.各機能について

・スピード、ケイデンス、ハートレイト 最初のペアリング以外は全く問題なく使用できました。
基本的な機能は十分です。
トランスミッターの電池がどれだけ持つのか心配なだけです。
・高度計 気圧変動のためか大きく高度が違って表示されます。
毎日、キャリブレーションすれば良いんだとは思いますが、マニュアルを見てもできると言うことは書いてあるがやり方がわからず、使えませんでした。
マニュアルがもう少しわかりやすければ使えたと思います。
・温度計 自転車から離れるときポケットに入れるので温度が正確に記録できていないことが多かった。
もう少し外気に敏感に反応するようにした方が良いようには思いました。
・ルート 最初にルートの設定をしてナビ代わりになる機能があるように書かれていますが詳しい説明がなく使えませんでした。
記録は問題なくできていましたので家に帰ってからルートの確認には使用できました。

5.DATA CENTER

本体の設定、記録の確認、保存に使用できるので私にこれは必須のものです。
地図でルートの記録もされるので思っていたより多機能で使い易かったです。
インストールも簡単にでき、全く問題ありませんでした。
付属のバージョン(3.1)は日本語に対応していましたが、最新版(4.010)に更新すると日本語に対応していないのが少し不満でしたが、どうにか使えました。
また、バージョン3.1 と 4.0 が一つのパソコンに共存できましたが、 4.0をインストール後 3.1では本体と通信できなくなりました。
他の原因かもわかりませんが現時点では3.1のソフトは起動して使用できますが本体との通信ができていない状態です。
通信ケーブルの接続は本体側がL型になっており、コネクタの方向がわかるので使い易かったです。
USBコネクタはいつも表裏で迷うのでこれは非常に良かったです。

6.感想

この機種はトレーニング目的で多機能なので、私の期待を大幅に上回る機能があり最初は??の連続でしたが、 実際使用してみると安定して使用でき、非常に使い易かった。
心拍数の測定も必要性は感じていなかったが、いろいろ調べてみると心拍数を把握して走行することで効率よくトレーニングでき体に負担をかけないで済むことがわかり今ではこれは絶対欲しい機能になっています。
実際使用してみて心拍数が年齢の割に高く平常に戻るのも遅いため、明らかに運動不足だと言うことがわかり、今後これが改善されていくのか確認していきたいと思っています。
最初は安価で単機能なサイクルコンピュータを購入するつもりでしたが、いまは少し高価でも機能の充実した機種を使用するべきだと思います。

【ROX10.0】
自宅からしまなみ海道(今治市大三島町にある大山祇神社)192.46km、8時間46分

自宅からしまなみ海道(今治市大三島町にある大山祇神社)まで行くことにし、データを取得してみた。

取り付けの為の簡易的な説明書はあるものの、これは本体の設定ができず、詳しい説明書はPDFをダウンロードし印刷、確認しながら設定した。何度かサイクルコンピュータを使った人は大丈夫かもしれないが、簡易的なサイクルコンピュータからの自分には敷居が高い気がした。
(意外にケイデンスセンサースピードセンサーなどの初期動作用ボタン電池の減りが早かったようで、センサーの幅が悪いのかとか初期不良かと悩みつつ電池交換したら復活したとか、数日悩んだ俺)

また本機は英語表記で、どの項目がどこにあるのか説明書とにらめっこしながら操作しなければいけず、出先でパッと操作しようとして度々誤操作したしたのは俺のせい。

高度調整が終始-80〜50と安定せず、キャリブレーションの仕方が最後まで分からなかった(PCにデータを移行し修正した)。

本体は画面も文字も大きく、夜間走行もする自分としてはバックライトが常時点灯できるのはありがたかった。それでいてしまなみ海道を走行(192.46km、8時間46分:後半3時間くらいはライト常時点灯)しても電池切れもなく良かった。

冬場は気温表示(下部切り替え)があるのもありがたい。

本機とPCをUSBケーブルで繋ぎ、走行ログを取得できるが、自分の場合は 仕事帰りにPCに繋いで走行ログを取得→充電→翌朝取り外し通勤…というルーチンで使用できた為ストレスなく使えた。
PCと連携することで、いろいろな可能性がある機種と思う。自分は英語表記が嫌だったので本機添付のDVD−ROMからソフトを導入したため、最新版は使っていない。最新版はソフト下部にアナウンスが出る。最新版は英語表記であり、語学が堪能な人はこっちを使ってもいいかもしれない。
走行ログを可視化することで、運動量や平均などを把握しやすい。また標高データの訂正、走行ログにコメントを書き込めたりとその時の状況を記録できて良い。
地図機能は地図の描画が遅かったり、ルートを設定しようとして変に回り道になったり、謎の壁に阻まれたり、と気になることはあるが(多分ソフトのバージョンのせい?)、ルートを使ったトレーニングなどいろいろなことに使えるようで面白い。

懐の深い機種であり、楽しみながら走る〜計画的なトレーニング〜レースにまで対応できる機種だと思う。

【ROX10.0】

■使用感について

・画面の表示は白黒ですが、直射日光が当たる場所でも数値がくっきり見えます。
・トレーニングモードの表示のアイコン(ケイデンスや斜度など)が直感的に分かりやすいです。
・マウントは、回してはめ込んで装着しますが、保持力と付け外しの良さがしっかり両立しています。
・データセンターのデータ管理が楽で、記録したデータが見やすいので、分析や比較がしやすいです。
・GPSナビゲーションが優秀ですので、スムーズに目的地まで辿り着くことができます。

■利点

・仮想計測によるパワー計測が、個人的に日々のトレーニングの成果の比較確認には十分に実用的です。
・仮想計測によるパワー計測でもトレーニングモードでリアルタイムに表示を見ることができます。
・バックライトがあるので、夜間のトレーニングでも快適に見ることができます。
・実際、落車してもマウントから本体が外れたりすることなく、しっかり固定できていました。

■欠点

・日本語表示が非対応のため、画面上の操作が分かりづらいときがあります。
・バックライトを点けてからしばらく経つとオフになってしまう仕様が残念です。

■他社比較

・パワー計測機器に対応してるだけでなく、仮想計測によるパワー計測ができることは非常に有利だと考えられます。
この機能があることが、個人的に他社製品より本製品をオススメしたいほど一番気に入っている点です。

■改善要望

・英語表示で操作をしていましたが、日本語表示の対応をしてほしいです。
これをまず真っ先に改善をお願いしたいです。
・ボタンのクリック感がほしいです。
・説明書も日本語仕様のものがほしいです。
・バックライトは、センサーか何かで頭を下げて画面を見るときだけ点くか、本体にバックライトボタンを設けて、押すと点灯し(点灯時間は設定で変える)、長押しすると常時点灯モードになるようにしてほしいです。
・GPSの測位が少し時間がかかるので、はやくしてほしいです。
・本体を薄く、平べったくしてほしいです。

■最後に感想

実際に使用してみて感じたことですが、何日かかけて、様々な機能を徹底的に試すことができたことが何よりも良かったです。今後も是非、「ROX 10.0」を使用し続けたいと考えております。
ありがとうございました。

【ROX6.0CAD】
1月11日(月)ランドヌ東京主催 ブルベ200劼濃藩

今回、「自転車のQBEI さん」の「SIGMA レビューコンテスト」に当選し、シグマ製サイクルコンピュータ「ROX 6.0 CAD」を1ヶ月間使用できる機会がありましたので私なりの感想を記載します。

私は、これまでキャットアイのサイクルコンピュータ「CC−RD400DW」を使用していました。

表示項目が少ないもののコンパクトで文字が大きく(速度のみ)視認しやすいのですが、バックライト、ハートレート機能、高度計、気温計、ラップ機能、ストップウォッチ及び消費エネルギー表示機能等が付いてないため、主に速度及びケイデンスを確認するために使用してきましたが、残念ながら昨年の12 月にダウンヒル走行中紛失してしまいました。
通勤時にとても役に立っていたので、このことは非常に残念でしたが、取り敢えず妻のサイクルコンピュータ(キャットアイのケイデンス機能無し)を借りて使用する事にしました。
しかし、いつまでも借り続けるわけにいかず、そろそろ最新の物に更新しようと考えていた時、サイクルモードで貰ったチラシを見てレビューコンテストに応募していたことを思い出し、受信メールを確認すると「自転車のQBEI さん」からレビューコンテスト当選連絡が届いていました。

その後、発送先等の連絡を済ませて12/12(土)には商品一式が届きました。

まず、商品を開封して気付いたことは、
デザイン性及び質感が高く、画面の識別が容易なサイクルコンピュータ(防水仕様)であること。
PCと接続するためのドッキングステーションが同梱されていたこと。
簡易的な設定のみを記載した取り扱い説明書(日本語表記有り)のみでその他取り扱い説明書は同梱されていなかったこと。

です。△魯プションのため入っていないと思っていたのでとても嬉しかったです。については、シグマのHP上にに取り扱い説明書があったので、私はスマホと自宅のPCへダウンロードしました。

また、今までのサイクルコンピュータよりもボタン数及び機能が多いため、まず取り扱い説明書を熟読した上で基本設定を行い、ロードバイクへ各センサーを取り付けました。

※ ROX 6. 0はトレーニング機能が充実していて最大心拍数によりフィットネスゾーンや最適な脂肪燃焼ゾーン等を自動的に算出する機能があります。

まず、通勤時の使用感ですが、片道20辧聞眥禳垢△蝓砲侶佻をハートレート計測しながら走ったところ、私の場合、朝急ぐ傾向にあるためか常に高い心拍数でアラーム音が「ピピピッ」と鳴りっぱなしでした。帰りは下り基調で遠回りをしてゆっくり帰るため、ほとんどアラーム音がなることもなく脂肪燃焼ゾーン内の安定した心拍数で走行していました。また、バックライト機能(数秒間点灯)も付いているので必要時に使用していました。

サイクリング時は心拍数がわかったことで最適な場所(脂肪燃焼ゾーン付近)を常に一定に保つよう心掛けています。登坂時は減速するものの、心肺への負荷を減少させ、管理が可能となったことはダイエット中の私にとってとても嬉しかったです。
勿論、トレーニングなので負荷をかけて走ることも多々あるのですが。その場合は、最大心拍数を越えることがないよう注意するようにしました。

また、スタート直前に地点標高をインプットすることで走行時の正確な標高を可視化できるのでとても良いと思います。
自宅から目的地までの間に刻々と変化する外気温表示も移動間で防寒対策をする上でとても役に立ちました。

ランニング時は登山やスキーに対応しているハイキング機能を使用しました。(同梱のリストストラップへ取り付けて使用します)
GPS非搭載のため、走行距離及び速度表示は出来ませんが、ハートレート、ハイキングタイム、標高及び消費エネルギーの表示が可能です。
私は使用しませんでしたが、カウントダウンタイマー機能もあります。

最後は1月11日(月)にランドヌ東京主催で実施されたブルベ200 劼任后ROX6.0 CAD使用後、これはブルベでも十分使えると私は判断しました。その理由は、以下の2点です。

まず、心拍計です。
長距離を走行するためには心拍数を上げすぎない(マイペースを維持する)ことがポイントであり、今後300勸幣紊猟控離を制限時間に完走するため、自分のペースを把握できるということは重要であると改めて実感しました。これはブルベスタッフの方から実際に聞いて学んだことであり、それまでの私は心拍よりも速度及びケイデンスを重視していました。

次にラップ計測機能(時間、区間距離等)です。
ブルベでは、キューシートという地図の代わりになるシートがあります。
区間距離がシート上に記載されているので、このラップ計測機能は走行中及び走行後に自宅のPCで確認できる点が非常に良いと思います。

※ 本体のラップビュー機能を使用すると以下の表示項目の確認ができます。
「ラップタイム、スプリットタイム、ラップ距離、スプリット距離、最高速度、最大心拍 数、消費カロリー」

以上、シグマ製サイクルコンピュータ「ROX 6.0 CAD」を1ヶ月間使用してきた私の感想です。

結果として、今回「SIGMA レビューコンテスト」に応募して今の自分に合ったものが見付かり良かったと思います。
また、他社の同等品と比較してもリーズナブルな価格はとても魅力的ですし、トレーニングだけでなく、幅広く活用できるサイコンだと思います。

【ROX10.0】通勤に使用

主に通勤に使用しました。

一般的な高級サイコンと出来ることは殆ど変わらないと思います。
その割に価格もセンサー込みセットで3万円台とお手頃感がありますね。
(ワット計測したい場合、別途で他社製パワーセンサーが必要)
スピード等の各種表示も、お気に入り登録した表示パターンの呼び出しが可能です。

●やはり気になるナビゲーション機能

予め専用ソフトでルートを作成後、PCと接続して本体に転送すれば、
そのデータを使った簡易ナビゲーション機能が使えます。
ルートラボのデータも読み込めると思います。

・目的地までのおおよその時間が分かる。
・設定したルートを反れると警告音と画面表示で知らせてくれる。
・画面に簡易トラックビューを表示できる。(大まかな道のりが分かります)

道路等の表示はできず、GPS信号の情報に沿っているかどうかだけ分かります。
当然、カーナビ的な仕事はしれくれませんが、決められたルートを行き来するには十分だと感じました。
警告音が意外なほど使えて、この道だったっけ?と後から確認する必要もなくなりましたね。

また、PCからルートを読込ませずとも、本体起動中は常にGPS信号を記録してるので、行きは自由に、帰りには来た道をナビゲートなんて事も可能です。
まぁ本当に迷ったのならスマホでGoogleMapもありますし(笑)
これくらいの簡易機能で良いのかもしれませんね。

【ROX10.0】ポタリングに使用

これまで使用していたSIGMAの1909HR(後継機はROX5.0)との比較レビューです。因みに1909HRでも高度表示が無いこと以外に不足を感じたことはありませんでした。

ROX10.0の特筆すべきは画面表示が豊富なこと。
心拍、ケイデンス、標高、斜度、速度、gpsが同時に表示出来ます。
注目のパワー表示は、画面カスタマイズで常時表示出来るようになります。
また、消費カロリーや平均速度、走行距離etcも、何種類か選択してカスタマイズ表示可能です。
バックライトは明るく、夜間の視認性も高いです。

PCとの接続はドックは使わず付属のMicroUSBでOK。
走行データのインポート後は、スピード、ケイデンス、パワー、標高などを折れ線グラフ表示できるので面白いです。(因みにこれはサイコン上でも確認可能です)
それからgpsデータを地図上に表記できます。こちらかなり高精度でした。

1909HRのデータもドックを使うとインポート出来ましたが、やはりROX10.0のデータを見たあとだと物足りない印象。

また、その他の精度についてですが、
斜度は14%標識のある坂で13%表示とほぼ正確でした。ただgpsもしくは気圧で測定しているのか、斜度、パワーについては表示にタイムラグがあります。
スピード、ケイデンス、心拍数に関しては問題なし。
停車で計測のオートストップ機能があります。発車後の復帰もスムーズ。また、その日の走行後ストップボタンを5秒押せば、その日の走行データがセーブされるので便利です。

難点としては機能が多く、最初は使い方が分かりにくい点と、1909HRと比較すると文字のサイズが小さめでやや視認性が劣ることです。

ですので、シンプルなサイコンが良い人は高度表示もあるROX6.0が良いでしょうし、一方、ROX10.0はシンプルなものに飽きて、走行データを振り返りたい方、トレーニングを真面目にやりたい方、良くロングライドをする方(今回使用しませんでしたが事前にコースを設定していると、コースを外れたときにアラームで知らせてくれるようです)、などに向いているサイコンと言えそうです。

【ROX6.0CAD】自主トレ、サイクリング

700Cのロードバイクで有線式の既存サイコンと並行して使用してみましたところ、無線式なので走り出しやスピードの変化の反応は当然ながら有線にはかないません。約1秒表示が遅れるが特に問題は感じない。

お互いの各数値は同じなので正確であることは確認できた。何より優れているのはケイデンス、心拍、高度、スピード、トリップ距離またはトリップ時間が画面切り替え不要で1つの画面で確認でき、見易い。

操作ボタンも4つあり、役割が分担されているので操作の手間が少ない。
夜間走行時はバックライト機能をオンにしておくと、何れかのボタンを押すとバックライトがオンになるのでバッテリー消費は最小限。

PCにつないで走行プロファイルを整理できるのでトレーニンングや健康管理にはとても便利で、ロングライド後は帰ってからの楽しみも増えると感じる。

センサーの取り付け
各センサーと本体ホルダーは、結束バンドか付属の輪ゴムで固定する方法となっている。2車種間で使用するにはゴムで、1車種では結束バンドで固定するという使い方ができる。ホイールサイズも2つメモリー可能で、替えも簡単。2台のバイクで1つのサイコンで使える。

説明書は日本語表記なし。取り付けや設定は図解でわかり易いので、とくに心配はないが、日本語は欲しい。

以上ですがコストパフォーマンスはかなり良く買って損はしないサイコンです。

【ROX10.0】
きゅうべえスポーツ主催、インドアトレーニング及び12月30日の走行会

<利用目的>
通勤及びダイエット

<参加したイベント>
きゅうべえスポーツ主催、インドアトレーニング及び12月30日の走行会

<設定>
スピード・ケイデンス・ハートレートトランスミッターのペアリングに苦戦。電池交換をしてみると・・・成功。しかし、ケイデンスだけペアリングができない・・・オンライン店に連絡すると、不具合の可能性があるため交換することに(迅速な対応ありがとうございます。)。その後代替品が届きペアリング成功!!
その後はなんとかスムーズに。
しかし、問題発生!!
自身の走行データーを保存していこうと思い、付属していたCDロムをPCに挿入・・・あれ?インストールできない。何故?(ちなみに私が使用しているPCはMac。)
CDロムのパッケージをよく見ると・・・MacOSのバージョンが10.9までしか対応していない!!!!マジか!!!
シグマのオフィシャルホームページ行くと・・・やはり対応していない。
うぎゃー!!悲しいが諦めることに・・・
(その後、MacでBoot Camp(Windowsの使用が可能になる)使えば良かったと後悔・・・)

<スピードセンサー等>
以前使っていた、スピードと走行時間しか計測できなかった簡易的なサイコンとは比べものにならないくらい感動もの!
特に、ダイエット目的で使用しているので、カロリー計算できるのは嬉しい。
また、通勤手段にも使っているため、夜間走行を避けられない私には、バックライトもありがたい。
12月30日の走行会で使用し、休憩場所でサイコンを見ると1214kcal消費!初心者の私としては、ロードってすんげーカロリー消費するなと感動。その後ヒルクライム(山登りだよね?なんせ素人ですから・・・)に挑戦することに!登り途中で休息。その時サイコンを見ると、1214・・・あれ?止まってる?
帰宅して、ハートレートのバンドを外そうしたら、ハートレートのボタンの一つが外れている!!
なるほど。それでカロリー計算しなくなったんだね。その後、外れたボタンを付けて使用したら適正に作動しました。

ケイデンスが計測できると、トレーニングに非常に役立ちますね。
以前、きゅうべえスポーツのインドアトレーニングに参加した際、店長さんが、一緒にトレーニングしていた従業員のIさんに「ギアを◯%△にしてケイデンス90で」と伝えているのを聞いてました。何かわからんが90って言ってたこと思い出し、自宅にあるローラー台で試すことに!!
1分30秒間ケイデンス90って、俺には無理!!!80を維持するのにやっと(ギア軽くしても)・・・しかし、カロリー消費はかなりのもの!心拍数はマックス192計測!!
約35分回したら、490kcal消費!通勤の往復で約500kcal消費するので、ローラやる時は約1000kcal消費!
さらに、スピードトランスミッターを後輪に装着しても、なんら問題なく計測してました。固定ローラ台を使っているので、スピード表示されるとトレーニング&ダイエットをするのにモチベーションが上がります!!

シグマ本体の画面は、一つの画面にケイデンス、心拍数、スピード、カロリー表示が見れるのは便利です。このシーズンはグローブをしているので、画面を切り替えるためにグローブ外してボタンを押さなくて良いのは助かります。

このサイコンの魅力は、この値段で簡易的なナビが使え、PCに走行の情報管理ができることだと思います。しかし、先に述べた通り、私の初歩的なミスでPCが使えなかったことで、GPSルートナビ等の機能についてのレビューができないことは非常に残念です。