キミの未来は、
まだ決まっていないということ。

誰のでもそうだ。
未来は自分で切り開くものなんだよ。
だから頑張るんだ、2人ともな!


( 映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー3」より )

 



***


過去と未来、
どちらかを見に行けるなら
過去に行く。

今週もメルマガのお時間がやって参りました。
きゅうべえメルマガ担当のメルです。


もし、過去に戻れるなら
あなたはいったい何をしたいですか?

40年前に戻って若い頃の両親に会う?​
それとも、10年前に戻って過去の自分に
ビットコインを買わせる?

……過去を変えてしまうと、
バタフライ効果で大変なことに
なってしまいそう。

なので私は、
一番平和な時代まで遡って、
まだ行ったことのない国々を
安全に見て巡りたいです。

今はもう閉店してしまった名店や
高度経済成長期に大きく栄えたリゾートホテル
バブル時代のディスコなんかも
覗いてみたいですね!!

残念ながらタイムマシンは
まだ誰にも開発されておりませんが、
懐かしい町並みを「サイクルトラベル」
することはできます。

この夏は、昔の思い出を自転車で巡る
タイム・トラベル・ライド
「GoTo」してみてはいかがでしょうか?



ORTLIEB
ダッフル S 
容量:60L


このバッグは、
「独自の素材」と「溶接方法」によって
高い耐久性と、防水性能を誇る
ドイツのトラベルバッグです。

60Lと大容量で、
突然の雨からも荷物を守ってくれる上に、
リュックのように背負えるので、
自転車トラベルのお供に最適な一品です!

少しレトロなデザインが魅力的ですね!




過去の世界には、
やり残したことがたくさん。
ああ!過去に戻りたい!

早くタイムマシンが発明され……て…

…………………………え?…………

……なんですか、アレ。







空が光って……
うわっ!!


ゴォオオオオオオオオオオ




シュゥウウウウウウウウウ
ブゥン……



えぇ!?!?
なにこれ!?!?宇宙船‥…?
……嘘でしょ?そんな馬鹿な!!



プッシュゥウゥウウウウ

ドォオオオオオオオオオオオン







この記事は2020年7月に配信されたものです。
こちらでご紹介している商品の取り扱いは
すでに終了している可能性があります。
予めご了承くださいませ。






ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ


うわ、開いた!!
中に居るあれは……人間?

???「君は今『過去に戻りたい』そう願った。そうだね?」

えっ…?あっ、はい……そうですが……
………あの、どちら様ですか?

???「私の名前はジョン・ライダー、     
  通りすがりのタイムトラベラーだ」 


ジョン・タイター?

ライダー「『ライダー』だ、ライダーと呼んでくれ」

あっ、すみませんライダーさん。
あなたはどうしてここに?
それに、さっきの言葉の意味は一体……

ライダー「任務を終えて未来に帰るところだったのだが……     
実は、タイムマシンが故障しちゃったみたいでね
キミの時を超えたいという想い頼りに、    
急遽この時代に不時着させてもらった」 
   

待ってください、
つまり、あなたは未来人で、
過去から未来へと帰る途中に遭難した、
そう言いたいのですか?

ライダー「ああそうだ」

ありえない……
しかし、冗談で済ませられない光景を
目撃してしまったのも事実です。

ライダーさん……
……とりあえず、うちの店に来ますか?


=====



話を聞いてみて
いくつか分かったことがある。

自称未来人のライダーさんは
自転車が好きだ。

今回過去へと遡ったのも、
既に生産終了になっている自転車パーツを
手に入れるためだと言う。

任務だなんて言うものだから、てっきり
「人工知能による反乱を阻止するため」だとか
「2038年問題を解決するため」だとか
そういったSF映画的な事情に期待していた私は、
肩透かしを食らった。

欲しかったものを手に入れたライダーさんは、
大量の自転車パーツを一人乗りのタイムマシンに積み込み、
そして、重量オーバーに気づかないまま時を越えたらしい。
その結果がこれである。

まったく、生死にかかわるのだから
その辺りは慎重にして欲しいものである。
ライダーさんは案外おっちょこちょいなのかもしれない。



壊れたタイムマシンを倉庫に隠し、
​どこが壊れたのか中を開いて調べたところ、
タイムマシンの修理に必要なパーツは
幸い現代でも入手可能だということが分かった。

しかし、修理のために必要なパーツは非常に高価で、
有り金を全部自転車パーツにつぎ込んだ
ライダーさんの手持ちでは、
とてもじゃないけど買えるようなものではない。

「どうするんですかライダーさん、
これ、私が全財産をはたいても買えませんよ?」

ライダーさんは観念したようにつぶやく。

「……パーツを売る」
「パーツって、この?」

私は、タイムマシンに積み込まれた
大量の自転車パーツを見た。

事故の衝撃か、時空を超えた影響か、
外装の劣化の激しいものも混じっているが、
ざっと見た感じ売り物としては問題がなさそうだ。

過去で買い集めてきた自転車パーツを
売りに出すことで、荷物の重量も減り、修理代も貯まる。
ライダーさんは今度こそ未来へと帰る事ができる。
なるほど、なかなかいい計画だ。

「でも、これを手に入れるためにわざわざ過去まで……」

「ああ……だが、背に腹は代えられない。
それに、元々は持ち帰って売る予定だったものばかりだからね。」

そう言うと、ライダーさんはポケットから
何やら怪しげな機械を取り出した。

「この機械を、きゅうべえのショップと連携させてほしい。」

私はリモコンとバーコードリーダーを
足して2で割ったようなビジュアルの
謎の機械を手渡される。

「なんですか?それ」
「この時代でモノを売るために必要な機械だ」

どうやら商品のバーコードを読み取ると、
連携させたショップに自動で出品できるらしい。

試しに1つピッと読み込んでみたら、
見事にきゅうべえのショップに登録されていた。




【即納】
knog
PWR MOUNTAIN
2000Lumens

50%OFF



点灯と消灯の切り替えは
ボタンではなくヘッドライトを
ツイストすることで行うので、
手袋をしていても簡単に使えます。



その上充電器にもなるので、
スマホはもちろん、サイコンやGOPROなどの
出先で充電が切れると困る機械類が瀕死の時にも大活躍!

最大光量は2000ルーメンと驚異的な明るさで、
これなら真っ暗な夜道でも、タイムホールの中でも、
明るく照らしてくれそうです。





おお、これはすごいぞ!
商品画像だけではなくて
商品説明までしっかりと入っているじゃないか!

「すごい!すごいですよコレ!」

私は素晴らしい未来機器に
飛びあがって喜んだ。

「おっと、取り扱いには十分に気を付けてくれ」
「あ、すみません……壊れやすいんですか?」
「いや……」

ライダーさんは珍しく言い淀むので、
私が「今更何があっても驚きませんよ」と続きを促すと、
彼は観念したかのように口を開いた。

「下手に探りを入れると爆発して、時間が1時間巻き戻る」
「なんて機能を搭載してるんですかッ!」

私はあわてて手を離した。
機械は重力に従って落ちていくが、
地面にぶつかる前にライダーさんが素早くキャッチする。

「冗談だ」

冗談が分かりにくい。

「驚かさないでくださいよ」と苦言を呈しながら
ライダーさんから再び機械を受け取った私は、
1点、また1点と商品を読み込み始める。

こうして、私たちの
「タイムマシンセール計画」は始まった。


*****


どうして未来なのに
全部一斉にスキャンできないんだろう。
未来も案外不便だな。

そんなことを考えながら、
700種類以上ある商品を、
一点一点手動で読み込んでいた私は、
とある事実に気づきました。

……あれ?なんだか安すぎないか?

ちょっと見てください。


↓ これは50%OFF


【即納】
BROOKS
PICCADILLY DAY PACK

50%OFF





↓ これは70%OFF



【即納】
SHIMANO
2019年秋冬モデル
ウインドジャケット
70%OFF





これは……
えっ!?これ、85%OFF!?!?

【即納】
YSB
ステンレスリム用
全天候ブレーキシュー
85%OFF






……何かがおかしい

よく見たら全部定価の50%を切っているのです!

いけない!これでは赤字どころか、
いつまでたっても修理代が貯まらないじゃないか!
はやくライダーさんに知らせなければ!

「ライダーさん!ライダーさん!」
「やあメルくん、そんなに慌ててどうしたんだい?」

えっ、自転車の組み立て手伝ってくれてる!?
ありがたい〜〜〜〜〜!

じゃ、なくて!!

「やあ!じゃないですよライダーさん、大変です!
あなたがもってきたこのアイテム、
どれも価格崩壊を起こしちゃってますよ!!!」

「ああ、その事か……」

ライダーさんは悲しそうに語る。

「実は時空が歪んだ拍子に、価格も歪んじゃったみたいでね」
「えぇ!?そんな……大惨事じゃないですか!!」

そんな価格設定で本当に大丈夫なんですか?
そう吠える私に、ライダーさんは
大丈夫だ、問題ない。と親指を立てる。

……ダメだ、多分これは色々とダメだ。
このままだと、ライダーさんは
一生未来に戻れない。

若干頼りない彼を未来へと帰すには、
私がしっかりしなければ。



*****


ということで、
きゅうべえではライダーさんの帰宅を
全力でサポートすることになりました。

ここからは、私がスキャニングしていて
「おっ、これは!」と思った目玉アイテムを
いくつかご紹介いたしましょう。


ーーー


※ ATTENTION ※

本メルマガ作成時に在庫のある商品をご紹介しております。
1点もののアイテムも多く、配信までの間に
売れてしまっている可能性もありますので、
予めご了承ください。


ーーー

まずはコチラ!
「ホイール交換してみたい」とお考えのあなたに
ピッタリなのが、コチラのホイールです。
 

【即納】
FULCRUM
RACING ZERO NITE C17 WO
シマノ用 前後セット アルミ
52%OFF

リムの部分には、ブレーキ性能が向上
リムの摩耗を大幅に抑える
「プラズマ電解酸化処理」がほどこされており、
快適なライドが長く持続します。



カーボンホイールのような
シュッとしたルックスもまた魅力的!

残り1点ですので、
ご注文が重なってしまうと、
ご注文頂いた後に「売り切れました」と
ご連絡差し上げる場合がございます。
予めご了承くださいませ!


ーーー


お得であれば季節なんて関係ない。
そんな買い物上手なあなたにオススメなのがコチラ!




【即納】
CASTELLI
NEL MEZZO RoS JERSEY 18510

72%OFF


10〜18℃の温度帯のライドに丁度良く、
通気性も高いため秋口から大活躍の
ウォーマージャージです!

3つのバックポケットの他に
キーポケットもついており、
腕と背面にはリフレクターつき。

かなりイイ高機能ジャージです!




冬支度には随分と早いですが、
デザインも良く、時空でも歪まない限り
実現できない大特価ですので、
この機会をお見逃しなく!


ーーー


ハンドルのグレードアップをご検討中ならコチラ!


【即納】
SHIMANO PRO
ステルスEVOコンパクトリミテッド
ハンドル幅420mm
63%OFF


このステム一体型のカーボン製ハンドルは、
軽い上に剛性も高い、
プロツアーチームが使用する
超ハイエンドモデル。

プロ仕様というだけあって、
握りやすさなどにも相当こだわって作られた
素晴らしい一品です。

■仕様
角度:-8 度
重量: 410 g 以上





こちらも限定1品!
ハンドルのグレードアップを
お考え中の方は大チャンスです!!!!


ーーー


他にもご紹介したいものは沢山あるのですが、
お時間となってしまいました。

本日ご紹介したアイテム以外にも
掘り出し物が揃っておりますので、
↓ 是非1度ラインナップをご確認くださいませ ↓






私が目をつけていた商品が来週の配信時にも
まだ誰にも見つかっていなかった時は、
改めてご紹介いたします!


タイムマシンSALEは、
ライダーさんが現代に帰るための
資金が貯まり次第終了予定!

終了時期が決まった時には
またお知らせしますね!






車や飛行機の形をしたタイムマシンがあるなら、
自転車の形をしたタイムマシンがあっても
いいのではないか。
最近よくそう思います。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の作中で
エメット・ブラウン博士(通称ドク)が開発した
車型タイムマシン「デロリアン」は、
時速88マイル(時速141km)まで加速した状態で、
搭載した次元移転装置に1.21ジゴワットの
電力を流し込むことで、タイムトラベルを可能にしました。

もしこの次元移動装置が現実にあったとしたら、
人力加速による、自転車型のタイムマシンも
実は理論可能だったりします。

というのも、人力駆動自転車の世界最速記録は
なんと時速88マイル(時速約144km)
そうです、デロリアンの速度を上回っているのです!

自転車でスピードを求めるなら、
「トラックバイク」というものが存在しています。
これは主に競輪などで使われる自転車で、
変速が無いのが特徴。

余計なものが付いていないため非常に軽く、
純粋にスピードを追求することができます。

公道で乗るならスピードはそこまでだせませんが、
トラックで行われる競技なら話は別で、
思う存分スピードを出せます。

なので、自力で時を越えたいというあなたは、
タイムトライアルなどを始めて
みるのも良いかもしれません!


圧倒的なスピードで時を越えろ!




FELT
2019年モデル
TK3







スポーツバイクに跨ったタイムトラベラーが
ものすごいスピードで
時空の狭間へと消えていく。

これ以上の夢がありますでしょうか!?

肉体を鍛え上げれば、
自分の力で時空を超えられる。

……次元移動装置があればの話ではありますが、
メルマガを読んでいる時くらい、
夢を見たっていいですよね。


***


【キャンペーン情報】

30万円以上の自転車・フレームセットをご購入の方に、
お好きなサドルを1点プレゼント!
というキャンペーンが開催中!

本日ご紹介した自転車は残念ながら対象外ですが、
対象サドルはMAX4万円と
かなりお得なキャンペーンですので、
新車のご購入や買い換えをご検討中の方は
この機会をお見逃しなく!!!













「ライダーさん、映画とかって見ます?」

閉店後
Amazon prime​ video のアプリを眺めていた私は
ライダーさんに尋ねてみた。

「『これだけは劇場で見とけ』って作品があれば
タイトルだけも教えて欲しいんですけど…」

「……未来のことは知らない方が良い」

ライダーさんは未来のことを絶対に教えてくれない。
過去に未来の情報を持ち込むと、
タイムラインが大きく変わってしまう可能性があるのだそうだ。

……未来の映画のタイトルを知っていたところで、
未来なんてそんなに変わらないと思うが、
ライダーさんの意志は固いので早々に諦めて話題をかえる。

「じゃあ、2020年以前の作品だと、どの映画が好きですか?」
「2020年以前……」

ライダーさんは悩み始めてしまった。
いつの時代の住人かわからないライダーさんに
2020年以前のことを聞くのも難しかっただろうか。

元居た時代によっては、2020年以前の映画なんて
チャップリンや黒澤明監督のレベルの知名度でないと
伝わっていない可能性もある。

「見たことなかったら無理に捻りださなくても……」

そんな私の言葉を手で制止するライダーさん
……なるほど、これは本気で悩んでますね。

店の片づけをしながら待っていると、
ライダーさんはポツリとつぶやく。

「12モンキーズ」
「あ、やっぱりタイムトラベルモノなんだ。」

ライダーさんは大きくうなずいた。


12モンキーズは、
時間旅行をテーマにしたSF映画だ。

人類の99%が滅んだ2035年の未来から
とある情報を持ち帰るためにやって来た主人公
ジェームズ・コールは、現地で知り合った
精神科医キャサリンの協力のもと
人類滅亡の元凶だと思われる
「12モンキーズ」と名乗る団体を追っていた。

時代と情報が錯綜する中で、
調査が進むにつれてバラバラだった出来事が
少しずつ繋がって一本の線へと変わっていく
伏線だらけのストーリー展開が面白い作品である。


「この映画は、タイムトラベラーになる時見せられた」
「へぇ?なんでですか?」
「『変な気を起すな、勝手な解釈で動くとああなるぞ』と」

……そんな捉え方もできるのか。

「この映画見てると色々想像してしまいますよねぇ。
私も、ゲーム”シュタインズ・ゲート”の結末みたいに
世界を騙すことができたら、結末も違ったのかな
なんてこの映画を見るたびに考えちゃいます。」

ライダーさんはあまりピンと来ていないみたいで
首をかしげている

「運命を変える方法だって
あったかもしれないってことです。」

今度は「心得た」と言わんばかりに頷いている。

「というか、このパーツ回収、
てっきり趣味でやってるものだと思ってました。」

「私もとある自転車屋で働いていてね。
今回は仕入れのミッションで会社から来ているのさ。」

なるほど。
彼もしがないサラリーマンか。
それにしても、時空を超えた出張とは、
未来もなかなか面白そうじゃないか。

それに、自転車ブームは未来の世界でも
まだまだ健在のようでそれもまた嬉しい。

……そんなことを話しているうちに夜も更け、
いい加減帰らなければとこの場はお開きとなった。

今日一日で、ライダーさんのことが
何となく分かった気がする。
彼はとても良い人で、そしてジョークが好きだ。

だから私は、帰り間際にふと思い立って、
こんなことを聞いてみたんだ。

「そうだ、ライダーさんが元居た時代って
もしかして2035年だったりします?」

そんな私のちょっとした冗談に、
ライダーさんは笑ってこう答えた。

「未来のことは、知らない方が良い」


+++++


【あとがき】

と、いうことで、今週のメルマガは急遽、
謎のタイムトラベラー「ジョン・ライダー」さんを
ゲストにお迎えしてお送りいたしました。
いいかがでしたでしょうか?

ライダーさんには、
乗って来たタイムマシンの修理代が溜まるまでの間
きゅうべえでアルバイトをして頂くことになりました。

しかし、ライダーさんの存在が
世間に知れ渡ってしまうと、
タイムパトロールに掴まってしまうかもしれません。

表向きにはただのSALE
ということになっておりますので、
今日このメルマガで読んだ内容につきましては、
どうかご内密に。

私たちと一緒に
ライダーさんが無事未来へ帰れるよう
応援して頂けますと幸いです。

それではまた次週お目にかかりましょう!
よい1週間を!


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最後までお読みいただき、
ありがとうございました

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