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サイクルウェアの選び方 (入門編)

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投稿者:mechanic

サイクルウェアの選び方 (入門編)

自転車に乗る際には、自転車用のウェアを着用することで快適に走行することができます。

自転車用ウェアは裁断、素材、デザインなど、自転車に乗っている時のことを考えて作られた

衣類です。快適に走行できるだけでなく、走行中の安全に配慮した製品もあります。

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しかし、ウェアを選ぶ際に、サイズ選びで困ったことはないでしょうか。

実際に試着してみてください“という商品、お店も多く、ややハードルが高い印象を受けます。

もちろん、試着を行ってから購入することが一番失敗しない選び方ではありますが、

近くにお店がないなど、どうしても試着をできない人もいると思います。

 

そんな方向けに、通販でも失敗しづらいような自転車ウェアの選び方についてご紹介します。

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目次

自転車ウェアの特徴について

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サイクルウェアは、バタつきによる空気抵抗をおさえるようキツめであることがほとんどです。

なので、普通の服と比べ、小さめ・キツめを選ぶのがコツです。

標準的な体型の方の場合、普段の服と同じサイズを選ぶと、ブカブカであることがほとんどです。

また、自転車に乗っている時と普段生活している時では姿勢が異なるため、

自転車に乗っている時に快適になるような縫製・サイジングをしてあります。

そのため、小さく感じたウェアが実際に自転車に乗ると丁度いいということも少なくありません。

 


ヘルメット

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ヘルメットのサイズは、頭囲と形状によって決まります。

また、派手なカラーやデザインは人・車へのアピール力が増し、

安全に走行するために必要な機能であるともいえます。

 

①頭囲

頭囲は、こめかみの高さの周囲をメジャーなどで測定してください。

S、M、Lなどのサイズは、頭囲を測定すればおおまかに決めることが出来ます。

頭囲がSサイズ、Mサイズどちらともに当てはまる、という場合には、大きめを選ぶほうが無難です。

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②形状

 

形状は、メーカーの国によっても異なります。

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アジアのメーカーは幅が広く、奥行きが浅い方にフィットするような形状が多く、ヨーロッパのメーカーは、幅が狭く、奥行きの深い方にフィットするような形状が多いです。

最近では、アジアンフィットやUSフィットなどを展開し、よりたくさんの人にフィットするようなヘルメットづくりが進んでいます。

 

ヘルメットの締め付けを調整するアジャスターの形状が工夫されていて、より高いフィット感を得られるアジャスターを搭載したヘルメットもあります。

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きゅうべえ取り扱いのヘルメットはこちら。

 

 


サングラス

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自転車に乗る時にサングラスをかければ、快適なだけでなく、安全に走行することができます。

サングラスを装着することによって、光や紫外線をカットするだけでなく、道路から跳ねた石や飛んできた虫をふせいだり、安全性の向上にも効果があります。

 

サングラスは、頭の幅、鼻の高さ、などによってフィット感が決まります。

アジアンフィットは幅広、USフィットは幅狭の方へ対応できるようになっています。

またアジア人と欧米人では鼻の高さも異なるため、アジアンフィットはノーズパッドが厚く大きく、USフィットは薄く小さいものが多いです。

大きめを選ぶと走行中ズレやすく、小さめを選ぶと過度のしめつけによって頭痛を引き起こしたりします。

試着するのが一番ですが、致命的なほどサイズが合わないということは起こづらいです。

 

きゅうべえ取り扱いのサングラスはこちら。

 


トップス(ジャージ、ジャケットなど上半身用ウェア)

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普通の服とは違い、丈ではなく胸囲・ウエストでサイズを決めるとよいでしょう。

また、身長も参考にはなりません。あくまで目安です。

胸囲が広い方は普段と同じサイズになることも多いですが、普通体型・痩せ型の人などは、普段よりも2サイズ小さめがフィットすることも少なくありません。

特に海外のブランドでは、アジア向けのサイズ展開を行っているブランドをのぞき、ほとんどの方が日本のブランドよりも1サイズ小さいサイズでフィットする方が多いようです。

サイクルウェアは乗車時にピッタリになるように背中側の丈が長めに作られていたりするので、丈もそれほど気にしなくて大丈夫です。

 

2つのサイズで悩んだ時には、小さめを購入するのがお薦めです。

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きゅうべえ取り扱いのサイクルウェアはこちら。

 


ボトムス(サイクリングパンツ、ビブショーツなど下半身用ウェア)

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トップスと同様、長さではなく太さで選ぶとちょうどいいフィット感を得られます。

太もも周り、ヒップサイズで決めましょう。はあまり気にしなくても構いません。

 

また伸縮性のある素材が用いられている事が多いので、自分のサイズが真ん中であったり、選びづらい際には、小さめを選ぶのがオススメです。

 

きゅうべえ取り扱いのサイクルウェアはこちら。

 


グローブ

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メーカーによってサイズガイドは異なりますが、指の長さ、手のひらの周長で決められることが多いです。メーカーによってサイズ感がかなり異なるので、メーカーが掲載しているガイドを参考にしましょう。

きゅうべえ取り扱いのグローブはこちら。

 


シューズ

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もっともフィット感が重要となるウェアなので、極力店舗で試着をしましょう。

同じサイズ表記でも幅の広さ、つま先の形状、カカトのサポートなど、メーカーによってかなり違いがあります。

例えば、筆者はカカトからつま先までが実測27.5センチなのですが、

シマノのノーマルモデルだと44サイズがちょうどいいフィッティングです。

しかし、SIDIだと43.5がちょうどいいサイズ感です。

普通の靴であれば、小さめよりも多少ゆとりのあるサイズを選ぶ方が多いようですが、ビンディングシューズはぴったりかやや小さいものを選ぶのがセオリーです。

 

また、実際に履いてみると小さく感じでも、走行中には丁度いいということもあります。

なるべくお店で試着を行うことをオススメします。

 

きゅうべえ取り扱いのシューズはこちら。

シューズの選び方は下記記事もご参考ください。

ロード用シューズの選び方

ロード用シューズの選び方 その2


ソックス

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メーカーの掲載しているサイズガイドを参考に購入して下さい。

少しタイトめであることが多いようですが、ソックスは締めつけがきついと痛みを伴うことが多いので、筆者が迷った時には大きめを購入するようにしています。

 

きゅうべえ取り扱いのソックスはこちら。


まとめ

サイクリングウェアはサイズ感がメーカーが国内であったり海外であったり、そもそもの設計思想が異なる場合も多々ありますので、実際に試着することが基本です。

ですがどうしても試着できない場合などには、小さめを選ぶのがコツだといえます。

快適なサイクリングには、サイズのあったウェアが必要不可欠です。ぜひお近くのショップで試着をしてみてください。

 

下記の季節ごとの選び方もご参考ください。

自転車用ウェアの選び方(春・夏編)

【秋冬の着こなし】自転車用ウェアの選び方(秋・冬)【2019/01/17追記】

 

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投稿者情報:mechanic

京都のサイクルショップ自転車のQBEI(きゅうべえ)が自転車メンテナンス全般に関して綴ったブログ。ネジの締め方からカーボンバイクの扱い、電動DURA-ACEまで、バイシクルメンテナンス・自転車の扱い方を幅広く掲載。

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