ロードバイク・ロードレーサーの特徴・選び方

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BICYCLE

ロードバイク

ロードバイクとは、幅が細く空気圧の高い、路面抵抗の少ないタイヤを装着し、舗装路での長距離の高速走行性能を優先して設計された自転車です。車体は非常に軽量で、6kg台のものもあります。従来は、競技用の車両が主流でしたが、近年はハイスピードのツーリングや週末のフィットネスなど競技以外の用途にも使用するユーザーが増加し、それらに対応するモデルも増加しました。スパルタンなレース仕様もコンフォートなモデルも選ぶときは重量やフレームの剛性がポイント。コンポーネントも上位グレードのものが操作性も耐久性も高く安心です。

ロードバイクの特徴

ロードバイクの特徴

  1. 1ハンドルバー

    空気抵抗を低減する為、また、色々な乗車姿勢をとる為にドロップハンドルバーが多く採用されます。乗車姿勢は強い前傾姿勢になりますが、その分、ハイスピードでの走行や長距離の走行に適します。

  2. 2変速機

    変速機は、前2・後9?11段が主流。エントリー・コンフォートモデルには前3段で、初心者でも急坂を上りやすいギヤ比を確保しているモデルもあります。ハイエンドモデルでは素早い変速が可能な電動制御のものも見られます。

  3. 3フレーム

    自転車の中でもっとも軽量な車種で、骨組み部分であるフレームには非常に軽量な素材が用いられます。カーボンやアルミ合金が主流で、軽量なモデルはなんと完成車で6kg台の超軽量に仕上がっています。

  4. 4タイヤ

    タイヤは幅約2cmと非常に細いものが採用されます。また、空気圧も7?9気圧と非常に高い設定ですので、細いタイヤとあいまって、たいへん走行抵抗が少なく、軽快なハイスピード走行に適してます。

ロードバイクのフレームサイズの選び方


体に合ったサイズを選択しよう!


ロードバイクを気持ちよく乗りこなすには、身体に合ったフレームサイズを選んでいただくことが非常に重要です。シートポスト・ステム・ハンドルバーの交換で多少の調整ができますが、フレームのサイズが許容範囲を超えて身体に合っていないと、本来の性能が発揮できない場合もあります。

そこで、身体に合ったロードバイクのフレームサイズの選び方をご紹介します。サドルの高さやハンドルの高さなどが自分の体にピッタリ合うようなると、最も効率良く体を動かすことができるようになります。さらに、バイク本来の性能を引き出し、気持ちよく乗りこなせるようになります。


ロードバイクのフレームサイズの選び方


シートチューブの長さで選ぶ方法


フレームサイズはシートチューブの長さで表記されるのが一般的です。シートチューブの長さは、クランクの回転の中心(BB)からシートチューブ上端までを計測した「センター・トップ値」と、BBからトップチューブとシートチューブの中心が交わる点までを計測した「センター・センター値」があります。ほとんどのメーカーは、「センター・トップ値」を基準にフレームサイズを表示しています。シートチューブの長さと適合身長の目安は、下記のようになります。


ロードバイクのフレームサイズの選び方



トップチューブの長さで選ぶ方法


メーカーや機種ごとに設計が異なるため、データの幅が広くなっていますので、シートチューブの長さだけでフレームサイズを決定するのは難しいです。そこで、もうひとつの目安として「トップチューブの長さ」で選ぶ方法をご紹介します。身長に対するホリゾンタル換算のトップチューブの長さは、下記のようになります。(ホリゾンタル換算とは、トップチューブが地面と水平に伸びていた場合の長さに換算したものです)


ロードバイクのフレームサイズの選び方


こちらもメーカーや機種ごとに設計が異なるので、あくまでも目安です。一般的なリーチのドロップバーを基準にしておりますので、ショートリーチのものや、フラットバーの場合は上記より若干長目のものになります。身長が同じでも、手足の長さや、関節の柔らかさ、さらには、筋力や、巡航速度、シートポストの角度、ハンドルバーの形状、ステムの角度、サドルの形状や厚さ、ブレーキレバーの形状等によって影響がありますので、あくまでも目安の値です。トップチューブの長さは、各メーカーのカタログや、ホームページ等でご確認願います。



ロードバイクの更に詳細なカテゴリ

ロードレーサー

ロードレーサー

舗装路を速く走ることを追求した競技用自転車で、非常に軽量なフレームに、路面抵抗の少ない細いタイヤ、深い前傾姿勢で乗車する為のドロップハンドルを装着する。有名なツール・ド・フランスなどのロードレースで使用されるのがこのカテゴリの自転車で、1日の走行距離が200kmを超えるようなレースにも対応できるように作られている。

コンフォートロード

コンフォートロード

コンフォートロードとは、近年の非競技志向の増加に伴い、ロードレーサーの軽快な走行感は残しつつ、少しアップライトでコフォートな乗車ポジションや、ホイールベースを長くして直進安定性を重視したマイルドなハンドリング、乗り心地を重視した少し剛性を落としたフレームなど、快適性を重視したロードバイクです。完走を目指す長距離のサイクリングイベントなどに向くカテゴリです。

フラットバーロード

フラットバーロード

フラットバーロードとは、初心者の方にも親しみやすいフラットハンドルバーを採用したロードバイクです。ドロップハンドルを装備したロードレーサーが競技用であるのに対し、フラットバーロードは街乗り、ファンライド用として人気です。細いタイヤを装着したクロスバイクとの区別が難しいが、ロードバイク用のキャリパーブレーキを採用している点やリヤのエンド幅(オーバーロックナット寸法)がロードと同じ寸法になっているのが特徴。

トライアスロンバイク/TTバイク

トライアスロンバイク/TTバイク

トライアスロン/TT(タイムトライアル)バイクとは、ロードレースとは異なり、減加速がそれほどなく、高速域の一定スピードで走行するのに向いた設計の自転車です。高速走行の為に、路面抵抗はもちろん、空気抵抗の対策が施され、ライダーの前投影面積を低減するためのエアロバーの装着や、フレームパイプも翼状断面のモノコック製など、時には風洞実験を用いて様々な工夫が施されます。

女性用ロードバイク

女性用ロードバイク

女性にも人気急上昇のロードバイク。男性とは骨格や筋力も異なり同じフィールドを楽しむにも、男性と同じ設計の自転車ではサイズが合わなかったり、長時間走行で疲れやすかったりすることも。ハンドルやサドルと言った直接身体に触れる部分、また本体フレーム部分の各寸法が女性用に最適化されたロードバイクがラインナップされます。もちろん、機能的な部分だけではなく、カラーやグラフィックも女性にあったデザインが採用され、女性用のウェアに違和感なくフィットします。

エアロロード

エアロロード

ロードバイクの中でも空気抵抗の軽減を最大の目的に開発されたモデルがエアロロードバイクです。フレームは翼状断面構造が多く、ライダーのパワーを逃がさずに受け止めるための構造となっています。フレーム各部を縦に扁平させるのはエアロ効果が期待できるからです。全てチューブと接合部形状は幾多の風洞実験により改良されエアロダイナミクスのために最適化されています。

ロードバイクの特徴・用途

ロードバイクの特徴・用途

フラットバーロード コンフォートロード エアロロード ロードレーサー トライアスロン

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ロードバイク・ロードレーサーについて

ロードバイクの特徴・選び方を詳しく解説。ロードバイクの選び方が分からない、迷ってる方に、ロードバイクのオススメの選び方を紹介します。ロードバイク選びにご参考ください。おすすめ人気ランキングもどうぞご参考に!