冬も快適に乗りましょう♪
みなさんこんにちは!DJがらぱです。
ちょうど11月も終わるというタイミングですが、ついさっき、野辺山から帰ってきました。
ガッツリシクロクロスシーズンが始まり、今週、先週はUCIレース(国際レース)が続くというなかなか濃い〜11月後半。
11月が始まった頃には、ツールドおきなわに行っていて、ロードシーズンだったのに、すっかり冬モードです。
先週あったマキノ(滋賀県)でのレースは青空広がる好天でしたが、今週の野辺山は1日目がしつこく降る雨の中となり、降った雨の水がどんどん地面に含まれていく中で、足元は凄まじい泥っ泥。
まさに泥田んぼ。
ブーツや長靴が泥に埋まって持って行かれそうになるほどのすごい泥地獄になりました。
レースをそこでやるわけですから、当然、みなさん泥団子。
そういう中ではコンディションを整え、バイクの状態をよく保つことが何よりも大切になってきます。
自分の身体を冷やさないなどのコンディショニングももちろん、レース中はいかにバイクをよい状態に保つか。
そのためにピットでバイクや車輪を交換できるような体勢をトップカテゴリーになればなるほど整えるわけですが、走っている最中の「見極め」がとても大事になるんだなぁとあらためて今回感じました。
一言で言えば「バイクに負担をかけない」ということになるわけですが、無理な力をかけながら変速したり、無理やり踏み込んだりパワーでごりごりいってしまわない、突っ込まない、などなど。
とにかくスムーズに無理をしない、ということはいつもそうですが、いつも以上にこういうハードコンディションでは大切。
実際、トップライダーになればなるほど、アクシデントは少ないもので、だからこそ勝てる、んですよね。
昔の自転車、メカをご存知の方なら、例えば変速なんて、昔のパーツだと、踏み込みながらなんてなかなか変速しなかったり、壊れてしまったり、などということも当たり前にあったものですが、今のメカなら多少(いやかなりの)パワーをかけながら変速操作をしても、壊れることなく、びくともせず、きちんと変速してくれるし、それが当たり前。
でも、これって、実は当然ながらメカにとっては負担をかけているわけですよね。
ここぞという勝負どころでパワーを抜かずに変速できることは勝負をかけるときは大事なことですが、それでも、なめらかな操作を少しイメージするだけでトラブルは減る、ということも聞いたことがあります。
レース中ならば、トラブルがあってもメカニックが対応してくれたり、何かしらリカバリーの方法というのはあることも多いですが、普段、日常だとトラブルがあるとそれだけで予定が狂ってとても困ったり、もしかしたら移動手段が絶たれて路頭に迷ったり(^^;)するかもしれません。
ちょっと油断して段差をゴツンと越えてパンクさせてしまったら、油断一瞬で会社に遅刻・・・なんてこともあるかも。
確かに避けられないトラブルもままありますが、できるだけトラブルを避けて快適な自転車ライフを過ごしたいですよね。
レースだって、当然トラブルなく走りたいもの。
どちらもトラブルないのが一番!は共通ポイントということで、普段からほんの少し丁寧な操作や走行を心がけておくのは特に寒くなるこれからのシーズンは大事かな、と思います。
そしてこまめな点検!
野辺山のレースでは、ピットで半周走行ごとにバイク交換をして、交換して選手が走っている間にピットクルーが一生懸命バイクを洗って綺麗にし、また半周してきた選手がその綺麗になったバイクを交換して乗っていく、という繰り返しでトラブルを回避、上位に入った、という選手がいました。
どうしてもメカやブレーキ、タイヤにつまってしまう泥をそのまま無理して乗ることでチェーンの動きが悪くなってメカを壊したり、ブレーキがきかなくて突っ込んでしまったり、というのは大きなタイムロス。
もしかしたらリタイヤになってしまうかもしれません。
タイヤだってせっかくのブロックパターンに泥がガッツリ詰まったのではグリップもへったくれもない。
だから、こんな作戦をとるわけですが。
普段の話でいえば、ここまででなくても、毎日乗ればそれなりに汚れたり、がたが出たりするのは当然。
冬場は凍結防止剤の影響もあったりして、よーく見るとかなりバイクに汚れやさびが出ていることも。
分厚い手袋をして乗ることもあるでしょうけれどそうなればブレーキの感触も引く感じも当然変わるし、そういうあれこれを考えておくことはとっても大事。
レースのピット作業のように、毎日、あるいは一週間に1度でも、普段乗るバイクをピットクルーになったつもりで点検したり綺麗にしたり、は、思わぬ天候の変化に左右されやすい冬場こそ、しっかりとやっておくのが大事かなーって思います。
朝晩なら路面凍結もあるかも。
本気で凍るような日は、ブレーキシューとリムの間に氷が張ったりすることも実際あって、気づけばブレーキかけても「とーまーらーなーいーーー」ってことも・・・(実際体験しました!怖かったー)
体調、というか、身体のコンディションも、冬のほうが、寒さで肩があがってしまったり、着るものが多くなるせいで視界が狭くなったりもしがち。
だからなおさら、安全快適に乗れるバイクのコンディショニングが快適冬ライフのポイントです。
こまめな点検と、こまめに綺麗にと、そして乗り方も今まで以上にちょっと丁寧に、を意識する、この3つが大事♪
ちょっと気をつければきっと快適な冬の自転車ライフ。
寒いからってコタツネコにならずに、ぜひ楽しんでくださいね♪
シクロクロスもこれからさらにシーズン最盛期を迎えます。
こちらもぜひぜひみなさん遊びに来てくださいね〜
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投稿者情報:DJ GALAPA