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第50回★車道を安全に走る

投稿者:DJ GALAPA

第50回★車道を安全に走る

みなさんこんにちは!DJがらぱです。

いよいよ学校も夏休みに入り、子供たちの歓声が昼間から外に響くようになりますね。
普段は放課後しか自転車に乗らない子供たちも、友達との行き来や習い事の夏期講習などで、自転車に乗る時間も増えるかもしれません。

道路交通法が改正になっていろいろ情報が入り乱れていますが、法律がどうだから、ではなく、一度ゆっくりと自転車の普段の使い方について、おうちでゆっくりとお話するのもいいかもしれませんね。

もちろん、お子さんがいらっしゃるご家庭だけでなく、自転車が普段の足、という方はこの際一度ゆっくりじっくりと考えてみませんか。

つい先日、久しぶりにロードを引っ張り出して近くへ走りに行きました。
昼間だったのですが、思った以上に交通量も多く、工事などもあり、途中何度か止まって車をやりすごしたり、スピードをコントロールしたり、などという場面もありました。

これが街中だったらなおさらです。

私の両親は車の免許を持っていないので、もっぱら近くへの移動は自転車を使っています。
しかし、その両親が最近こんなことを言うのです。

なんか、自転車もいろいろ法律が厳しくなったんやろ。車道とか通らなあかんとかいろいろ言われてるし、なんか自転車乗るの怖いわ。

実は、こういうふうに感じている方、多いようです。

免許を持っていない両親にとってみれば、「自転車は軽車両です」という文言が、かなりびびらせているようで、そんなややこしいことを言われる世の中になったら、自転車に乗れないとまで言い出しました。

ま、これは極端にしても・・・。

でも、自転車はあくまでも軽車両。
もし、スピードを出して人とぶつかったら大変なことになります。
先日も某実業団チームの監督が、なんということのないスピードで交差点で自転車同士接触し、転倒。なんとその「ぽてん」と転んだ打ち所が悪く、骨盤骨折をしてしまったということもありました。

自転車で走っているということは、車に乗っているのと同じように、道路を走る上での安全をしっかり考えなければいけない、ということは、言うまでもなく。それに加えて大切なのは、いかに安全に自分の身を守って走るか、ということなのではないかなあ~と思います。

たとえば、車道を走るとき。

語弊があるかもしれませんが、なにも左にべったべたに寄って走る必要はありません。
もちろん、車の走行の邪魔になってはいけませんが、車道のはじっこというのは、ガラスが落ちていたり、道路がひび割れていたり、案外危ないものなのです。
自分が走る道はなるだけキレイでがたがたじゃない道を選び、蛇行しなくてもいいようにしたほうがかえって安全です。

さらにあまりはじっこを走らないというのは、路肩とペダルの接触を避けるためでもあります。
何かの拍子にペダルが路肩に接触してしまうことはとても危険。
跳ね飛ばされて道路の真ん中に出てしまう可能性もあります。

あまり遠慮しすぎずに、スムーズに走れるラインを選んで車と共存することが大事です。

車にとってみたら、ギリギリはじっこでふらふらされるより、少し車寄りをまっすぐ走ってくれたほうがパスしやすいはず。
これは原付でも同じことですよね。

さらに、コーナーを曲がるときは、コーナーのイン側のペダルは上にもってくるクセをつけておくといいでしょう。
内側の足をペダルの一番下にする癖がついていると、どうしてもコーナーは若干身体がインに傾くものなので、内側のペダルが地面に近くなり、これも接触することがあります。

なにごとも「無茶せず、スムーズに」を心がけると安全に走れます。
もちろん、日傘を差しながら、なんて駄目ですよ!
自転車の日焼け対策は、日焼け止めとUVカットの上着、そしてサングラスと帽子!
日傘は優雅にお散歩するときに使ってくださいね(^^)

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投稿者情報:DJ GALAPA

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