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第56回☆MAVIC 2011使用ホイール

投稿者:山本 良介

第56回☆MAVIC 2011使用ホイール

みなさん、こんにちは。
7月は少し涼しい日がありましたが、8月に入りまた猛暑日が続いていますね。
京都も日中は連日35度前後まで気温も上がり、さらに湿度も高いのでトレーニングを組むのに苦労しました。
バイクは日中でも水分を多めに摂取すればなんとかなりますが、ランは継続トレーニングとして考えると体へのダメージが大きいので早朝もしくは太陽が沈んだ夜に行うようにしていました。
トレーニング時間が長くなりすぎるのも体のリズムが狂ってしまうので、できるだけ午前中~昼過ぎまでに3種目を行うように心掛けました。
8月17日からは北海道の千歳市にてチーム合宿に入っています。
千歳市は長距離の実業団チームがたくさん合宿を行っている地域でクロカンコースや競技場もあり練習環境は充実しています。
気候も湿度は低く、最高気温も暑くても30度前後までしか上がらないので夏場のトレーニングには最適です。
バイクコースも平坦基調にはなりますが牛や馬の牧場地帯を見ながら走れたり大自然の中を気持ち良く走れます。
遮る建物が無い為に風の影響が強いです。
峠は多くはありませんが、この風がちょうど良い、時にはかなりの負荷を与えてくれますよ。
北海道や沖縄で合宿をおこなった後は、向かい風に対する抵抗感やストレスを感じなくなり自信がつきます。

さて今回は前回にも紹介していた僕が今年使用しているMAVICホイールと今シーズンからリリースされたタイヤについて引き続き紹介させてもらいます。
春先からの海外遠征や合宿などの幅広いシチュエーションで、MAVICのホイールを乗り込んできました。
やはり世界NO.1のブランド「MAVIC」は、安心性能が違うと感じてます。

今シーズン使用しているホイールは、「R-SYS SLR」と「COSMIC CARBONE SLR」の2ホイール。
両ホイールともそれぞれの特質を持ち合わせていますが、昨年までの同じタイプのホイールと一番変化しているのがブレーキ性能。
それが今年から取り入れられたイグザリット。
ブレーキ性能が飛躍的に向上しています。
特に雨天時などのウェットコンディションでの「効き」が断然良くなっていると感じています。
R-SYS SLR」は主にトレーニングで何千kmと乗り込み、「COSMIC CARBONE SLR」は主にレースで多く使用していますが、レース中のハイスピードでのブレーキングでもスムーズにかつしっかりと効いてくれてバイクをコントロールすることができています。
雨天時にブレーキが効かないと握力が徐々に低下し、さらには肩や腕に余計な力が入りフォームを崩し疲労しやすくなってしまいます。
さらにストレスから判断能力が落ちてしまい落車回避ができにくくなってしまう恐れがあると思います。
ブレーキ性能が上がるだけであらゆるストレスから解放され、トラブル、リスク回避に繋がっていると実感してます。

8月上旬にイギリスのロンドンにて開催された世界選手権シリーズ(ロンドン五輪選考会)に出場しました。
コースも来年の本番と同じコース。
各国の強豪選手、スタッフともに本番を見据えて取り組んでいました。
僕自身も五輪選考会が掛かっていたこともありますが、本番を見据えて機材のチョイスもおこないました。
バイクコースはロンドンの中心街にあるハイドパークとバッキンガム宮殿を中心としたコース設定。
平坦基調で鋭角コーナーやUターンの少ないハイスピードコース。
バッキンガム宮殿近くの路面は雨が降ると滑り易い路面。
ここで僕が選択したホイールは「COSMIC CARBONE SLR
ハイスピード域になればなるほど威力を発揮してくれる慣性力の高いホイールです。
ハイスピード域でも踏み足すことをせずともしっかりと回ってくれるのでガンガン攻める事ができました。
残念ながらバイクパート後半でガラスを踏んでしまいパンクから主要集団から遅れてしまいましたが、それまではアグレッシブルな走りができ来年を見据えて走る事ができました。
今回の実践で得られた感想は、「COSMIC CARBONE SLR」は雨天時にも性能を発揮してくれるということ。
COSMIC CARBONE SLRは独自の形状により慣性がより多く働くため 雨天時でもグリップが高く、ブレーキ面も金属なので安定したバイクコントロールができます。
つまり、雨天での走行(平坦や下り坂)では、他のホイールは空気や水による抵抗が増加し、グリップが落ちやすくなります。
それに対してCOSMIC CARBONE SLRは、独自の素材や構造のおかげで、雨天でも走行性能を発揮できるのです。

MAVIC(マヴィック) COSMIC CARBONE SLR
もう1本の「R-SYS SLR」は高地合宿でも使用しました。
高地(1000m以上)のような空気の薄くなるシーンではカーボンホイールの方が有利に走行できると思っていたのですが、R-SYS SLRは持ち味の剛性と高地により空気抵抗が軽減されることで、より高速に走ることが可能だと実感いたしました。 
そして、下りでのリカバリー も申し分なかったですね。

MAVIC(マヴィック)R-SYS SLR

 

高地合宿での様子

そして、これらのホイールに相性が良いタイヤは、「イクシオン グリップリンク」と「イクシオン パワーリンク」なのですが、タイヤのお話はまた次回ということで。
楽しみにしていてください。

MAVIC (マヴィック) Yksion(イクシオン)
では暑さに負けずに頑張りましょう!

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投稿者情報:山本 良介

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