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第54回☆バイクシューズ

投稿者:山本 良介

第54回☆バイクシューズ

みなさん、こんにちは。
5月に入り、気温も気候もスポーツに最適な季節になってきましたね。
ロードもトライアスロンも本格的にシーズンが開幕しました。
ここ数日は雨が降り続けていますが、この気圧が抜ければ今度は湿度が高くなり過ごしやすい季節を通り越してジメジメな時期がやってくるのではないかと。。。
一年中、5月ぐらいの季節が続いてほしいと思ってしまいます。

【サドルの報告】

サドルについて悩んだ結果、ノーマルタイプを更にアンコ抜きをした「平面サドル3号機」に落ち着きました。
1号機は脚長差を補う為にサドルのサイド部分を削ったタイプ、2号機はサドルの反りを少しでもなくすように中心部分から後部にかけてのクッションを削りできる限りフラットなサドルを目指したタイプ。
3号機の適度なクッション性と後部まで平面にカットした形状が、今の僕にとって1番パフォーマンスを維持できる形状だと感じています。
トライアスロンの場合、DHポジションをとった時にはサドルの先端部分、集団の中やテクニカルなパートを走る時にはサドル後部へスライドしてロードポジションに移行する為にサドルの前後で反りがあり高さが変わると違和感が出てしまい高いパフォーマンスを発揮する事が難しくなる為に試行錯誤してサドルを試しています。

カスタムサドルカスタムサドルカスタムサドル

 

みなさんにアドバイスをさせてもらうなら、癖や歪んだ体を戻すには時間も費用も掛かります。
まず、ショップや専門のかたに詳しく相談し、自分の体やスタイルに合ったサドルを試してみましょう。
そして 今までと同じように、サドルに原因があると考えるのではなく、歪んでいる体が原因に繋がっていると受け止め、
サドルと真直ぐ向き合うことで、その原因が少しずつ見えてくると思います。
それには労力もお小遣いも使わなければなりませんが‥‥。
しかし、気になる項目を一つ一つクリアしていく事は競技力向上には重要な事だと思います。
自分の気になる項目の優先順位をつけて一つ一つ試してみてください。
サドルの話は、今回はここまでにさせていただき、

ここからは、FootWear(MAVICのシューズ)について、話してみたいと思います。
僕自身は2007年からMAVICのシューズを使用しています。(当時はadidasでした。)
「Mavic」のトライアスロンシューズには2種類のライアップがあり、ハイクラストライアスロンモデルの「トライレース」と
フラッグシップモデル「トライヘリウム」があります。

MAVIC TriHelium(マヴィックトライヘリウム)を履いて走る山本良介選手

僕が履くのは、フラッグシップモデルの「トライヘリウム」。
このシューズはエリートプロトライアスリートと共同開発されたトップモデルで、パワフルなペダリングでも力を逃がさない
「薄さ5.5mmのエナジーフルカーボンSLアウトソール」や1秒たりとも無駄に出来ないトランジションでの簡単な着脱を可能とした、
「イージーオープンストラップ、エルゴストラップSL」を採用しており、このシューズで多くのアドバンテージを得ることが出来ます。
僕が主戦にしているWCSのレースではバイクスタートでの1秒の出遅れが集団を逃してしまう可能性があります。
ですのでシューズを履くのも、よりスムーズにより楽に履ける形状が求められます。

トライヘリウム」の良さは、ヨーロッパのプロロード選手が出せる平均最大出力1500Wのパワーにも耐えられる強度があり、
毎日使用してもトラブルが無い完成度が素晴らしいところ。この完成度とパワーをダイレクトに伝えられるポイントが、僕のお気に入りなのです。
参考までに、一般の成人男性がどれだけ頑張っても500Wあたりが限界、つまりプロ選手は3倍以上もの瞬間的な力を出すことが可能なのです。
(僕の場合はレース中の平均Wがだいたい300W、最大Wが1000~1100Wぐらいです。)
このような、プロ選手が毎日使用してもトラブルなく使い続けられるのは、徹底した品質管理と高い技術により、安定したシューズの生産が可能だからでしょう。

MAVIC TriHelium マヴィック トライヘリウム MAVIC TriHelium(マヴィック トライヘリウム)とイージーオープンストラップ エルゴストラップSL
MAVIC TriHelium(マヴィック トライヘリウム)とイージーオープンストラップ エルゴストラップSL
そして、ラインアップのもう一つ「トライレース」は、「トライヘリウム」のパフォーマンスはそのままに素材のコストを抑えることで、
多くの方に「MAVIC」のシューズの良さを知っていただける、リーズナブルな価格設定で展開されています。
入門者の方には十分に満足いただけるFootWearだと思いますので、是非試してみてください。

MAVIC TriRace(マヴィック トライレース)
MAVIC TriRace(マヴィック トライレース)

 

ではでは今回はこのあたりで。
次回はシューズ・インソールのこだわりをテーマに書いてみたいと思います。

ではまた次回お会いしましょう~

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投稿者情報:山本 良介

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