第172回★少しずつ、動き始めて
こんにちは。DJがらぱです
未曾有の震災で、想像を絶する被害が連日報道される中、不便を強いられているみなさんのご苦労はいかばかりかと想像し、胸を痛める毎日が続いています。
自転車に関わる私の仕事、という側面で言うならば、たくさんのレースやイベントが中止になり、とにかくじっとしていることしかできない状況に歯がゆさを感じたり、何ができるのだろう、とたくさんの人と語り合ったり、そんな日々が続いています。
もちろん、大事なことは、被災地の復興を応援するためにも、自分に出来ることを一生懸命やることと、そして、できるだけ、許される範囲で経済活動をしっかりと出来るところはやること、それが復興への力になる、ということでしょう。
高校野球の開催は、経済活動は勿論ですが、見えないパワーを被災地に送り、そしてみんなが元気な気持ちになっている、と、気づいた方が多かったのではないかと感じています。
とはいえ、どうしても開催できる状況になく、残念ながら開催が見送られたり、形を変えたものもたくさんあるでしょう。
例えば、野球は開催されましたが自転車の高校選抜大会は中止になりました。
これはどうしても開催が困難な状況があり、やむをえず、涙をのんでの中止、ということになりました。
高校生にとって与えられた時間は3年間。
その中で1回大きな全国大会が中止になってしまうことの意味の大きさは計り知れません。
さらに選抜大会は数少ない女子の種目が開催される全国大会であったこともあり、各方面で残念だという声も聞かれました。
残念に思うことは不謹慎ではないと私は思っています。
残念だからこそ、もう一度、この舞台を取り戻してやろう、頑張ろう、そう思うことはとても大切だと思います。
そんな中、自粛ムードを少しずつ変えていく動きも出始めています。
動き出そう。頑張ろう。
そんな思いが形となって、例えばイベントをあえて開催することであったり、サイクリングイベントが行われたり、というような動きが出始めています。
無理のない範囲で、少しずつでも動き始めることはとても大事なことだし、それがパワーとなって復興への後押しになるはず。
そんな活動を始めているところには惜しみなく応援をしたい、お手伝いをしたい、しみじみそう思っています。
シェアをお願いします!
投稿者情報:DJ GALAPA