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第50回☆2nd ASIAN BEACH GAMES MUSCAT 2010

投稿者:山本 良介

第50回☆2nd ASIAN BEACH GAMES MUSCAT 2010

みなさん、こんにちは。
いよいよ、2010→2011になりましたね。
どんな一年を過ごされましたか?
僕は良かったり悪かったりと波のあるシーズンになり一年通して好調をキープする難しさを改めて感じさせられた一年になりました。
国内シリーズでは5戦4勝とシリーズチャンピオンを獲得することができ日本チャンピオンになることができました。
海外シリーズでは18位が最高順位と世界最高峰レースでのパフォーマンス不足を痛感させられました。
11月に参戦した今年最大目標のアジア大会では2位と目標の金メダル獲得にはならず悔しい思いをしました。
来シーズンはロンドン五輪に向けて枠取りという意味でも重要なシーズンになります。
狙ったレースでしっかりとピークを作り結果を残せる、世界で戦える選手を目指して取り組んでいきたいと思います。

さて、12月12日~18日に「2nd ASIAN BEACH GAMES MUSCAT 2010」出場の為に中東はオマーンへ行ってきました。
中東へは2006年に遠征したドーハ以来2回目と未知の地域でした。
「2nd ASIAN BEACH GAMES MUSCAT 2010」はビーチを主としたスポーツのアジアの祭典といったところでしょうか。
2年に1回の開催で今回で第2回目の開催でした。
参加種目は、ビーチハンドボール、ビーチセパタクロー、ビーチサッカー、ビーチバレーボール、ビーチ水球、ジェットスキー、セーリング、ビーチカバディ、ビーチウッドボー、ボディビル、マラソンスイム、ウォータースキー、とトライアスロンでした。
日本ではあまり聞き慣れないというかビーチではない競技のビーチ版という感じですが中東の方では人気競技も多数あったようです。

ヨーロッパ経由で約30時間かけて現地に到着すると待ち構えていたのはさんさんと輝く太陽。
最高気温は30度前後と、寒い日本から行ったのでかなり暑く感じました。
大会側の諸事情でレース当日までレースコースで試走することはできずに限られた範囲内のみでのトレーニングとなりました。
ドーハへ行ったときもそうですがあまり出歩くことができませんでしたので、中東のことを詳しく知ることができなかったのが残念でした。
ただ街の至る所に国王であろう人の絵や写真が飾られていたのでオマーンでは国王の影響力は凄いのだろうなーということだけは感じました。

さて肝心のレースの方ですが、アジア大会よりも少し人数の増えた出場メンバーとアジアではハイレベルなレースとなりました。
スイムはビーチスタートで波際までかなりテクニックを要するコース。
走るパートが多かった為か約10人と多めの人数でのスイムフィニッシュ。
バイクはほぼ平地のコース設定ですが海岸線沿いを走る為に強風が勝負の鍵でした。
バイク序盤に激しいアタックがかかり集団は6人に絞られました。
そこからは高速巡航で集団は進み、Ave43kmでバイクフィニッシュ。
ランは暑さとの戦い。
コース上に日陰はなく水分補給に細心の注意を払いながら走りました。
前半から3位争いで進み、中盤から仕掛けて抜け出しましたがラスト2kmでエネルギー切れの兆候が現れてヘロヘロになりましたがなんとか3位キープでフィニッシュとなりました。
普段と同じように食事を取り、エネルギー補給をしていましたが、体がレース仕様に少し足りていなかったようで燃費が悪くなっていたのがエネルギー切れの原因ではないかと感じました。
これも経験ですね。
この反省を今後につなげていきたいと思います。

今シーズンは4月~12月と長いシーズンになりました。

少しリフレッシュ期間を設けてから、来シーズンに向けてベーストレーニングからしっかりと積み直していきます。

みなさん、2010シーズンお疲れさまでした!
そして、2011シーズンもそれぞれの目標に向けて進んでいきましょう!!

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投稿者情報:山本 良介

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