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第156回★今年もシクロクロスシーズンスタート!

投稿者:DJ GALAPA

第156回★今年もシクロクロスシーズンスタート!

みなさんこんにちは!DJがらぱです。
日を追うごとに段々と朝晩の寒さが厳しくなってきますね。

私は美山に移り住んで初めての冬を迎えようとしていますが、もうすでに朝晩は5度以下になるのが当たり前なので、暖房を朝まずつけるところから一日が始まったりと、今までの感覚から言ったらかなり季節の移ろいが早いように感じています。

そんな中、自転車レースの冬シーズンといえば、何と言ってもシクロクロス!
シクロクロスシーズンが今年も本格的にスタートしました。
先週は野辺山で初めての開催となる野辺山クロスがあり、そして今週からは関西シクロクロスの10戦のシリーズがスタート。

とにかくシクロクロスはおもしろい!とことあるごとに私もお話をしていますが、本当にシーズンに入ってしみじみ「ああ、シクロクロスはおもしろい」と思います。

そのまず最大のポイントは「乗って楽しいもさることながら、何と言っても観戦してとても楽しい」ということがあげられます。
というのも、シクロクロスはレースの距離が1周2~3kmと短いコースを周回し、何度も短いスパンで選手が通過することと、多くが本部周辺などを長い間走ってくれるため、応援の方がたくさん走る選手(お父さんや恋人や、奥さんや子供たちやチームメイトなどなど)に声をかけまくれること。

さらにトップカテゴリーでは普段ロードやMTBでバリバリ走っているプロ選手が気軽に参加していることも多く、そんな選手の走りを間近に見られるのも魅力。

ちなみにシクロクロスはオフロードのレース。
なので自転車はブロックパターンのタイヤを装着しますが、幅は細く、ハンドルは(クロス車と言われる専用車は)ドロップハンドル。
もちろんエントリーカテゴリーならばMTBでも参加できますが、カテゴリーがあがってきちんとレギュレーションどおりに参加する必要があるクラスになるとこのシクロクロス専用の自転車が必要になります。
タイヤはチューブラーやWOなどでどちらかといえばベースはロード。
スピード域が速く、ロードバイクで走るようなスピード感を持ちながら泥や雪とまみれて遊ぶというとてもゴキゲンな競技です。

さらにこのシクロクロスのサーキットには「障害物」がほぼ必ず設置されています。
これはコースを走るときに必ずどこかで自転車を降りるようなコースが設置されることが条件になるためで、自然物で降車するようなコースが取れないことが多いため、シケインと呼ばれる低いハードルのようなものがいくつか設置されたり、人工的にテーブルトップが設置されたりといわば泥んこ障害物競走のような様相を呈します。

これがおもしろい。

一度見ればやみつき間違いなしな最高に楽しい大人の泥遊びです。

カテゴリーによってレース時間が決められており、トップカテゴリーは60分。
周回1周のラップタイムによってその日の周回数が決められるため、決まった周回数で行われるレースではありません。
その60分なり40分なり30分なり出場するカテゴリーによって決められた時間をとにかく目一杯で走るわけですが、もう、途中からなんか笑っちゃうほどにキツかったり、すごかったりして、走ってる人も見てる人もニコニコだったりゲラゲラだったりと大笑いしてみたり、やんややんやの大喝采がそこここで起こったりと、なんかお祭りのようになります。

特に関西シクロクロスはみんなのイケイケの盛り上がりの傾向が強く、毎回子供から大人まで女性も男性もみんなで1日思いっきり楽しく過ごします。

もしかしてお近くで開催されるかもしれませんので、その時は是非是非ご覧になっていただければ、またまた参加していただければ!オススメです!

関西シクロクロスのあれこれ詳しくは
関西シクロクロスブログにて
http://www.voiceblog.jp/kansai_cyclocross/

これからもちょくちょく冬はクロスネタになると思いますがどうぞよろしくお願いします(^^)

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投稿者情報:DJ GALAPA

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