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第43回☆2010美山サイクルロード

投稿者:山本 良介

第43回☆2010美山サイクルロード

みなさん、こんにちは。
6月に入り湿度も上がってきてずいぶん暑くなってきましたね。
京都もここ2、3日で天気の悪い日が続いてましていよいよ梅雨入りでしょうか。
暑過ぎる日と寒過ぎる日が続いたかと思えば中間の気持ち良い日があまりなくもう梅雨かな~ といったところを実感しています。。。

5月30日に、美山サイクルロードに出場しいてきました。
昨年もこの大会のレポートはご紹介させてもらいましたが僕のすごく好きなロードレースの一つです。
いつも練習コースにしている地域でのレースという事もありますがコースも面白く観客の方達の応援も熱くてすごく楽しい大会だからです。
あとはいつも練習している仲間と一緒に走れるレースだからということもあるかもしれません。
今年も最上級クラスのC1クラスでの出場だったのですが、3人のチームメイトも同じクラスでの出走でした。
83人の出場者数でしたが4人いればレースをじゅうぶん動かす事ができます。
ですので行きの移動中になんだかんだと作戦を練りながら会場入りしました。
出した作戦は昨年の1、2位選手をチェックしつつも先手先手で逃げを打っていき必ずチームから優勝者を出す!というものでした。
距離は1周=約10kmを7周回する約70kmの距離設定。
コースは平坦基調ですが後半に約1kmで約80mの標高をのぼる急坂?丘?山?があります。
坂と感じるか、丘と感じるか、山と感じるかは選手それぞれのコンディションによるでしょうね。
僕自身は前日まで約2週間の長野合宿を行っていたので疲れは溜まっている状態でしたが、長野の大きな山々でトレーニングしていたので上りには自信がありました。
短い上りでのキレと平坦区間での高速巡航能力が必要とされるコースですので、自分自身ではどこまで走れるか未知というのがレース前の心境でした。

ウォームアップを兼ねてジョギングで体を温めてから、スタート会場へ。
お昼の11時にレーススタート。
今年は昨年のレースで20位までに入った選手が最前列でスタートさせていただけて少しだけ嬉しいスタートとなりました。
スタート直後の平坦区間は全員が元気元気でなかなかの高速ペース。
1回目の上り区間で集団前方へ上がりどの選手が動けそうかをチェックしながら慎重に走りました。
2周目から集団が活発に動き始める。
チームメイトも積極的に動いている。
3周目の上りでいよいよ本格的なアタックがかかった。
一気に一列棒状になり、頂上では5番手でクリア。
前も自分以外のチームメイト3人+一緒に練習をしている大学生1人。
逃げを決定的にさせるべく自分は抑え役にまわる。
前もうまく機能していて一気に差が広がる。
絶好の展開に。
下りと平坦区間で10人ぐらいの追走ができ差が縮まる。
自分もこの追走に入り、仕事をするが差は詰まる。
1アタックで追いつく距離になった時に昨年2位の選手が単独でアタック。
自分はその選手をマークしていたので一緒にいくか迷ったが、踏み込まずに追走をコントロールする事をチョイスした。
正直に言うと、あまり調子が良くなかった事と、1週間後にスペインで本業の重要レースが控えていたので追い込みきりたくないというマイナス思考がそういう選択をしたのだと今は考えています。果たしてその選択はベストチョイスだったのか?? 大人な選択だったかもしれませんが、本能のままに動いてみればよかったと後悔の気持ちも残って。。。。

さて昨年2位の本命選手が前に追いつくのと入れ替えでチームメイトの1人が前からこぼれてきてしまいました。
という事で勢力図は、チームメイト2人+練習メイトの1人 VS ライバル1人 VS 集団。
集団をコントロールするチームがいなかったので2周回ほどで一気に差が広がり逃げとの差は約1分半まで開きました。
あとは逃げに入っているチームメイトに優勝を託すのみ。
最終周の上り終えたところでスプリントでの落車回避も含めて集団から離れて最後は美山のコースを満喫しながらゆっくりとゴールしました。
沿道で観戦してくれていた人達は集団から遅れていても全ての選手に温かく声援や拍手を送ってくれていました。
自然と笑顔が出てしまういい大会だな~ とシミジミしながらのゴールでした。
そしてそしてゴール後に「誰が優勝した?」と観戦者に確認してみると、昨年2位のライバル選手が優勝したとの事でした。
後から逃げに乗っていたチームメイトに聞いたのですが、毎周回の上りでその選手がほとんど先頭を引いていてかなり強かったそうです。
「優勝!」を目標にしていたチームとしては悔しい結果にはなりましたが、優勝した選手が強かったということと自分たちに何かが足りなかったという課題を与えてもらえたという事でその課題はこれからのチームの宿題ですかね。
それでもチームとしては上手く機能しましたし、自分自身も反省する点はありましたがすごく楽しめた大会になりました。
帰りもレース後恒例の反省会をしながら楽しく帰ってきました。
実はこの楽しい反省会のネタ作りの為にレースをしているのかな???なんていつも思ってしまうのは僕だけでしょうか?? (笑)

という事で今年も最高に楽しんだ美山ロードレース。
日程が合うなら来年も必ず出場してリベンジだ!!!

ではまた次回お会いしましょう。

ホイールにはMAVIC Ultimate(マヴィック アルチメイト)を選択
この日はアルチメイトを選択。最近はこのホイールをメインに使用しています。
上りでも平坦でも抜群の走りをしてくれるホイール。

クランクにはSRMバージョン7を装着
効率的なトレーニングの為にSRMバージョン7を組みました。
SRMのレポートはまた紹介させていただきますね。

九鬼ヶ坂、頂上付近
九鬼ヶ坂、頂上付近。MAVICカラーのシューズ、トライヘリウムが目立ちます!

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投稿者情報:山本 良介

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