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第125回★疲れは自転車で癒しましょう

投稿者:DJ GALAPA

第125回★疲れは自転車で癒しましょう

みなさんこんにちは!DJがらぱです。

新年の喧騒も過ぎ、松の内も過ぎ、いわゆる日常が戻ってきた感じですね。
とはいえ、なんとなく新年正月疲れも出てくる時期。
できればゆっくりさせて~って気分にもなってしまったり(^^;)

そんな時にはいつも以上にリフレッシュを考えたいものです。

最近では、疲れた時にも軽い運動をしたほうが身体の回復が早いということは結構広く知られるようになったようですが、疲れているときに、実は一番非効率的なのが、ぐだ~っと寝転んで何もしない状態になってしまうことだと聞いたことがあります。
代謝が悪くなり、寝転んで同じ姿勢だと血行も悪くなり、疲れが抜けないどころかさらに疲れてしまうこともあるとか。

できるだけ軽くてもいいので疲れない程度の運動を心がけたほうがよいようです。
そんなときにはいわゆるLSD系のサイクリングがぴったりかも。
ロングスローディスタンス、と言われる「ゆっくり長く走る」ライドは身体の代謝を高めてくれてとても効果が。

よく「自転車は足が太くなる」と言われますが、それは、ガンガン力で踏んでいくスプリント系の走りを続けたときになりやすいだけ。
さらにいわゆるママチャリで身体が起きた状態で乗る自転車は、どうしても上半身の力、腕の力がうまく使えずに脚だけで走ってしまいがちなのでそういうふうに思われてしまうのかも。

陸上でも、50mの選手とマラソン選手では体型も足の太さも全然違いますよね~。

といっても「どこからがガンガンがっつりで、どうやったら有酸素運動?」って実はなかなかわかりにくいと思ったことありませんか?(私だけか?)
そこで、いろいろ試行錯誤して走ったりしたことがあるのですが、そうやっていろいろな走り方をしてわかったことは・・・

ペダルを踏み込むときにぐぐぐっと太ももの前のほうに力がはいっていわゆる太ももの力こぶができるような力のかけ方はスプリント的な走り方に通じる、ということ。
もし、ペダルを踏み込むときに「がつん」と抵抗があって、力を入れなければならない場合は、ギアを軽くしてあくまでも回転重視で走れるようにするとよいようです。(そのほうがひざにも負担がかからず身体にやさしい)
その際のギア選択ですが、上り坂がいきなりきつくなったりした場合は、あまり勾配がきつくならないうちにフロントのギアを軽くし、同時にリアのギアは1枚~2枚重くして様子を見る、というのがよさそうに私は思います。
勾配がきつくなりすぎてペダルに力がかかりすぎた状態で特にフロントギアをいじると、チェーンが落ちてしまう可能性が高くなる場合があるので、できるだけギアチェンジは車の運転と同じで早め早めに・・・(って未だにマニュアル車に乗っている私と違ってみなさんオートマの方が多いでしょうから、車のギアチェンジはあまり関係ないか・・・)

そして、いよいよ厳しくなったらリアのギアを一枚一枚軽くしていきます。

軽さの目安は、ほんの少し、踏み込むときに「ほんの少し」抵抗がある程度。
あまり軽すぎても足が急に疲れてきます。

そして、余裕があれば、まだSPDやタイムなどのクリップレスペダルとシューズを使ったことがない方は、是非チャレンジしてみるといいですよ!

レース専用のもの、というふうに思われているかもしれませんが、クリートでぱちんと固定する(といってもある程度足の稼動範囲があるので、ちゃんと調整すればひざにも負担はかかりません)タイプのものは、踏み込む足だけでなく「引き足」つまり後ろに回っている足も使えるので、回転がスムーズになり、力もうまく伝えられるから。
これはむしろツーリングやLSDの時のほうが楽さが感じられて快適度アップになると思います。

でも、専用シューズって歩きにくかったりいかにもって感じだったりするのでは・・・とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、最近はかなり普通に歩けてタウンユースも意識したデザインのものが多くなってきました。
是非お店でカタログや実物見て確かめてみてくださいね~。
まだ使ったことがない方は、まず一押しのグレードアップはクリップレスペダルだと思います!

ちなみに、今年モデルのタイムは、クリートのシステムが変わって、初めての人でもかなり使いやすくなりました。
スキーのビンディングを使ったことのある方なら特に違和感なく使えると思います。

ちょっと走り方を意識するだけで身体の循環が活発になってくれるというのはとっても嬉しいですよね~。
是非、正月の疲れを自転車で癒してくださいね!

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