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トライアスリート山本良介 全力疾走 / 

第35回☆2010

投稿者:山本 良介

第35回☆2010

みなさん、明けましておめでとうございます。
新年を迎えましたね。
年末年始はどう過ごされましたか??
僕はこれといった行事はせずに普通にトレーニングの日々で新たな年を迎えました。
特別な事をせずにいつも通りに迎えるのが良いのかなと。
ただ餅つきをしてお餅をたくさん食べたので少し体重オーバー気味です。。。
この寒い時期はなかなか体重が落ちにくいので気をつけないといけませんね。
体重が増えればその分 ランやバイクでは体への負担が増えるので、寒さ+重い体での故障には細心の注意を払わなければなりません。
寒波の到来で一段と冷え込みも厳しくなり、京都では日中でも雪がちらついたり新型インフルエンザが流行中といろんな方面での体調管理が大変です。
なんだかんだと言いましたがみなさん今年も一年 元気でそれぞれの目標に向かって頑張っていきましょう!

僕自身は今シーズンは重要な勝負レースが待ち構えています。
11月に中国・広州で開催されるアジア大会。
このアジア大会は4年に1度しか開催されないアジア版のオリンピック的な大会です。
トライアスロンだけでなく様々な競技が行われます。
08年、09年と2年連続でアジア選手は優勝していますが、このアジア大会での優勝は非常に重要です。
トライアスロンが初採用となった前回大会の2006ドーハアジア大会では最後の最後に失速してしまい4位というすごく悔しい思いをしました。
レース後に悔しさから号泣してしまったのはこのレースだけです。
あの時の悔しさは今でもはっきりと覚えています。
アジア大会の借りはアジア大会で返さなければならないと自分で誓ってきました。
ですのでアジア大会で必ず優勝するという事が今シーズンの最大の目標です。
この広州のコースは08年のアジア選手権で優勝した時と同じコースですので相性はバッチリ。
良いイメージを持ちながら日々のトレーニングに取り組み挑んでいくつもりです。

アジア大会以外にも、6月からはいよいよロンドン五輪ランキングがスタートします。
このランキングは各国、各選手によるロンドン五輪での枠取り争いのランキングになります。
今年の6月から2年間かけて海外の指定シリーズレースを転戦しポイントを得てランキング上位者の国に出場枠が与えられます。
前回の北京五輪では日本男子は2枠しか獲得できませんでした。
最大3枠獲得できますので、3人以上がランキング上位に入り枠を確保しなければなりません。
6月以降の海外シリーズ戦でしっかりと戦える体作りをこの冬場にして連戦に耐えられる体と心を作り上げていきます。
3月下旬のレース開幕から11月のシーズン終了まで毎月2~3レースの転戦になる予定です。
そのうちの半分以上は海外のレースになってきますのでやはりタフな体と精神力が要求されます。

ではでは今シーズンの簡単なスケジュールをご報告までに。
3月 WCムルラバ大会(開幕戦、豪州)
4月 WCSシドニー大会(豪州)
4月 WC石垣島大会
5月 WCSソウル大会(韓国)
5月 JC天草大会
6月 WCSマドリード大会(スペイン)
6月 WCデモイン大会(アメリカ)
7月 JC仙台大会
7月 JC蒲郡大会
7月 WCSハンブルグ大会(ドイツ)
7月 WCSロンドン大会(イギリス)
8月 WCSキッズビュール大会(オーストリア)
9月 WCSGFブダペスト大会(ハンガリー)
10月 日本選手権(お台場)
11月 アジア大会(中国・広州)
2012年8月8日 ロンドン五輪 トライアスロン男子
(WC→ワールドカップ、WCS→ワールドチャンピオンシップシリーズ、WCSGF→ワールドチャンピオンシップシリーズグランドファイナル、JC→ジャパンカップ)

とまあなかなかなタイトスケジュールとなっております。
この間にも調整としてマラソン大会や、ロードレースに出場していきますよ!

では最初にもお伝えしましたが、今年も頑張っていきましょう!

目標は人それぞれ。
練習できる時間や環境も人それぞれ。
その環境の中、それぞれの目標に対してどこまで自分の信念を持って貫いて取り組んでいけるかが重要。
結果も重要だが目標に対して取り組んでいった過程が大事だと思います。
信念を持って取り組んだ過程がいつかは実を結ぶはずだと信じています。
それは競技力だけでなく人間力を磨いてくれるはずです。

ではまた次回お会いしましょう!!!

 北京オリンピック

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投稿者情報:山本 良介

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