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第119回★登りを考える、冬♪

投稿者:DJ GALAPA

第119回★登りを考える、冬♪

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みなさんこんにちは!DJがらぱです。
急~に寒くなってきて、ようやく冬ですね。
今週はサイクルモードで大阪インテックスに行かれている方も多いのでは?
試乗のコーナーは長蛇の列になっているとか。
みなさんの熱気で気温が上がりそうですね(^^)

先週末は、琵琶湖岸でシクロクロスがまた開催されました。
この大会は日本のシクロクロスでは唯一、UCI(国際自転車競技連合)のクラス2のレースとして、そして、1月終わりに今年はチェコである世界選手権の代表選手選考のためのセレクションシリーズのうちの一戦として、日本のトップ選手が集まったレースとなりました。
みんなでワイワイ、が楽しいシクロクロスですが、やはりトップクラスの走りを間近に見られるというのは本当にワクワクします。

「次元が違う」

という表現がぴったりくる圧巻の走りに、コースサイドの応援のみなさんはため息と歓声とという感じでした。

あの走りは何が違うんだろう、というのを一言で言うことはもちろんできません。
でも、「適切なギアを選択し(あるいは場合によってはむやみに変速せずに)、必要なトラクションをかけながら、しっかりとラインを見て力を抜くことなくまんべんなくペダルを回す」
なんて、言葉で書けばアタリマエのことのようですが、トップクラスの走りまではできなくても、楽しむためにもそういう「どうしたら、スムーズに走れるのか」を追求することはとても重要だな、とあらためて素晴らしい走りを見ると感じます。

私もかつて(随分前ですが)、実業団の選手のみなさんに練習を定期的につけてもらっていたことがありました。
それはロードだったのですが、合わせて時間があれば山へ遊びにマウンテンバイクで出かけていました。

そんな時に、やはりとても苦手だった登りで、あるときふっと力が抜けて、「ああ、こういう感じなんだ」ということが感じられたことがありました。
それから少しだけ、ほんの少しだけ、登りもうまくなったのを覚えています。

そのときの感覚とかをうまく言葉で言うのは難しいのですが、まず、登りで傾斜がきつくなって「もうだめ~」ってなってインナーローにいれてしまったとき、そのときに、回転がなくなってしまわないうちに(おそらくインナーローだと実は軽すぎて、くるくると回りすぎ、かえってそのせいで勢いがなくなっているはずなので)、あえて、1枚、後ろのギアを重くしてみることから始めました。
これは傾斜がきつくなったのに矛盾しているようですが、実は、1枚くらい自分の感覚よりも重いギアのほうがラクな場合が多いです。
でも、重いと「ガン」と踏んでももちろんしんどいだけですから、「じ~わ~~~~~」っとちょっとずつちょっとずつ足を回していく感覚でいかなければいけません。
このとき、最初は太ももあたりに乳酸(疲労物質)がたまりにたまって、だるくてだるくてイラっとしますが(笑)そこが我慢のしどころ。
徐々に回転のコツがつかめてくると、ラクになってきます。

上半身は、かつては腕を引いて、力をためて、なんていわれましたが、最近は、むしろ上半身はラクに構えたほうがよいといわれているようです。
といっても足だけに任せてはいけませんから、サドルの上で骨盤を立て、腕に余裕のある状態でハンドルをやや引き気味で持ち、足に負担がかかりすぎない範囲で、じわりじわりと踏んでいくというスタイルがいいのかな?という感じです。

ダンシングの時も、自転車をあくまでもまっすぐにして左右に自転車を振る、というよりは、ある程度(蛇行しすぎるのも駄目ですが)、右を踏むときは右のほうへ、左を踏むときは左のほうへ、ほんの少しずつ蛇行するような感じで走るとよいという話もあります。
これはふらふら走るのがいいということではなく、ペダルをまわすことによって生まれた推進力を、地面に刺さる方向に向けてしまうのではなく、ほんの少し前へ押し出してあげるということなのだということで、言われてみれば、がつん、と動きが止まるような走りよりは、ぐううっと少しずつ前へ前へとつながる動きが連なっていくほうがよさそうですよね。

そうやって前への動きを頭でイメージしながら走ると、あら不思議、ほんの少しずつ登りがラクに楽しくなってくるのは私も経験しました。

オフロードも結構同じことが言えて、ギャップがあってもちょっとガレガレしていても、適度にトルクをかけながら前へ前へとイメージすると結構登れちゃったりするもので。
これ、できると「私ってうまいじゃ~ん♪」って嬉しくなります(笑)

そういえば、一輪車。
あれも、がつんと下へ踏み抜いてしまうと落ちてしまいますね。
丸く回すというか、くるくると、回すことが直接推進力になり、バランスをとるという意味では、あの一輪車のペダリングも参考になるかも?

寒い季節。ちょっとこの冬にあたたまりがてら、登りを攻略してあたたまる、なんていかがでしょう?
お近くの登りやツーリングのときに、ちょっと意識してみてくださいね(^^)
多分損にはならないと思います・・・

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