HOME / 

トライアスリート山本良介 全力疾走 / 

第32回☆己を知る。

投稿者:山本 良介

第32回☆己を知る。

Pocket
LINEで送る

みなさん、こんにちは。
今年もあと1ヶ月ちょっとになってしまいましたね。
ここ最近は秋から冬への移行時期なのか暖かかったり寒かったりとウェアのチョイスも大変ですね。
僕はと言えば休養期間も終了して26日から東京の国立スポーツ科学センターにてオフ明け一発目の合宿に入りました。

今回の合宿は体の動かし始めていうこともありますが、現状の体の状態を調べる為の測定をするのがメインです。
もちろんトレーニングも3種目のベーストレーニングを中心にウェイトトレーニング、補強トレーニングも入念におこなっていく予定です。
明日はバイクのパワーマックス測定と体の形態測定。
シーズン中は8~10%の体脂肪率ですが明日はいくつの数値が出るのか今から不安が…。。。
シーズン真っ盛りの時期にこういったデータ取りをすることはスケジュール的にはなかなか難しいのですが、調子の良い時のデータが残っていればもし調子が悪くなった時の目安を作る事ができると思います。僕が感じている事ですがどの体型がベストかということはまだ答えが出ていません。
おそらく競技を続けていく限りはずっと出ない答えかもしれません。それがわかってしまった時=自分の頂点という事になってしまうので。
スイムを重視すれば体脂肪のやや多い上半身の大きい体型になります。→これだとランに影響が出てくる可能性があります。
バイク、ランを重視すれば絞れた体になってきますがその分 水には浮きにくくなりスイムでのパフォーマンスに影響してくる事が考えられます。
もちろん、バイクとランでも細かく考えればそれぞれで使いやすい筋肉とついては邪魔になりやすい筋肉があると思います。
現状での世界のトップ選手の体型を見ると、ラン重視で絞れている体型。
絞れている体で速く泳げる。これがトップ選手の傾向です。
不思議なことですが常にスイムをトップ集団で上がってくる常連選手でもスイマーの様に凄く奇麗なフォームで泳ぐ選手もいれば、プールで練習しているフォームを見ていてよくあんな汚いフォームなのにレースで速く泳げるなと思うような決して奇麗でないフォームをしている選手もいます。
バイクもTTポジションで重いギアをグイグイ踏む選手もいれば、ロード選手のように軽いギアをクルクル回す選手もいます。
軽いギアを回して脚への負担を減らしたからといって必ずしもランでいい走りができるとは限りません。
もちろん普通で考えれば脚がフレッシュな状態の方がランで走れるという考えが一般的な考えでしょうが、選手によってはある程度 脚に重さや疲労感がある方がトライアスロンのレースでは良いラップで走れるという選手もいるのです。僕の場合もやや重い方がバネを使いすぎずに良い走りができます。
ランに関しては純粋なランナーのようなフォームで走る選手は少ないでしょう。
トライアスリート特有のフォームで走る選手が多いです。
特徴として見受けられるのはゴツい腕や胸、上半身でグイグイ引っ張っていくフォームですね。
海外のトップ選手は比較的ストライドの大きいストライド走法が多いです。
日本人選手は体格の差はありますがピッチ走法の選手が多いです。
ストライドでの身長比率から見ても日本人は短いです。
スイム、バイク、ランでも書いたようにそれぞれの選手によってフォームも体型も違いますしどれが正解というのはないのでしょう。
ただ科学的に分析していくとトップ選手にはいくつか似たような特徴があります。
その特徴を知り、自分にも取り入れられるのかを試していく事もします。

他を知る事も重要ですがそれと同時に己を知る事も重要です。
今回の合宿などでは、トレーニングの時はどのようなフォームで走っているのか? レースの時はどうなのか? もちろんフォームだけでなくランで言えばピッチやストライドと速度の関係のデータ取りをしてそのデータを分析してもらいます。そしてその分析してもらったデータを元にレースでの目標設定タイムで走る為にはどの速度域でのトレーニングが必要か、そしてその時にはどのピッチ数とストライドでおこなうべきなのかなどを出していきます。さらにはストライドを伸ばしていく為にはフォームでどこを意識してくのか、どこの筋肉を重点的に鍛えていくのかを考えていくのです。

「己を知り、己を鍛え高める為にも相手も知る」でしょうか。

もちろんデータだけを頼りに取り組んでいくわけではありませんが自分が強くなっていく中で非常に重要なものだと思います。
なにより理想のフォームや相手の優れている部分を詳しく知る事ができ、頭の中で様々ないいイメージをする事ができます。
そこから先は自分がどう活かせるか次第。 僕の場合はそれに感性や勘といった要素とうまく融合させて取り組んでいます。

それらを知った上でも最高のフォームというものはトレーニングで積み上げて積み上げて試行錯誤していった中でしか得る事はできないと僕は感じています。

なので最終的にはやっぱり日々の積み重ね、トレーニングあるのみ。
目標を高く持ち、意識を高く持って取り組む。
良いイメージ。高い意識。そして反復。

春、夏に笑えるように、冬は苦しみ耐える日々を。
日々努力。日々全力疾走。

ではまた次回お会いしましょう!
風邪には気をつけてくださいね。

Pocket
LINEで送る

投稿者情報:山本 良介

はんなりと自転車 From 京都 を購読する

Twitterでフォローする

RSSで購読