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第10回★自転車教室の意味

投稿者:DJ GALAPA

第10回★自転車教室の意味

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あっという間に10回を数えます!

こんにちは!DJがらぱです。

怒涛のような日々が続いています。国体のあと、1日おいて長野でMTBの24時間耐久レースのMC。選手も大変ですが(というか酔狂ですが・・・笑)私も40時間くらい起きて喋ってました(苦笑)。毎年この時期に開催されるのですが、毎年ボロボロになって帰ってきます(^^;)。

そして中一日で今度は、奈良競輪場へ。「近畿地区プロ自転車競技大会」の実況です。これは普段、競輪で活躍している選手たちが、いわゆる「トラック競技」でその実力を競うもの。各選手会の地区ブロックごとに一斉に開催されるので、この日は全国で全く競輪の開催のない珍しい日です。

ここで、京都の稲垣選手が1キロタイムトライアルで何と「1分04秒732」という近プロ大会記録を出しました!ご存知の方はこの記録のすごさがわかると思いますが、そこそこレースで上位入賞する人が走ってもなかなか1キロのタイム1分10秒切るのは難しいものです。この間の国体の優勝タイムは少年、成年とも1分07秒台でした。これでも好記録なんですよね。凄いものを見せてもらいました。

さて、そして、今週末、来週末は実業団レースが続きます。今週は「加東ロード」。兵庫県の「はりま中央公園」で行われるロードレースです。

この加東ロードの前日、土曜日に、小学生から高校生までを対象とした自転車教室が開催されます。

最近は各地でこの「自転車教室」が行われることが増えてきました。熱心な人たちは、全国のスクールを渡り歩いている人もいます。これはいわゆる交通安全教室とは違うもので、簡単に言えば「競技としての自転車の乗り方教室」。ではなぜ、このスクールが最近盛んになってきているのでしょうか。

誤解を恐れずに言うなら、自転車は危険のともなうスポーツです。特に怪我をしたときにそれが骨折などの大きな怪我になってしまうことが少なからずある、一歩間違えば命に関わる怪我もありえるスポーツです。中学校で自転車部がほとんどない(私の知る限りない)のも、その危険さが理由であるともいえます。

高校の自転車部でも、これは同様の悩み。特に子供が始めたいといって始めたものの、ご両親に競技経験がないとなかなか自転車競技を理解するのは難しいものです。私たちのように競技との付き合いが長ければ、多少のことでは驚きませんが、かといって自分の子供が競技をやりたいといったらやっぱり少し考えるかもしれません。

せっかくやりたいと言っているのだから、できるだけ安全に、楽しく自転車に親しんで欲しい。 

そこで最近盛んになってきたのが「自転車教室」です。

いくら危険と隣り合わせといっても、競技をする上でのちょっとしたテクニックや、ルールを知っているだけでその危険度は随分低くなります。自分が怪我をしないため、というのは相手を巻き込まないためでもあるのです。個人競技ではありますが、ロードレースなどは特に集団を形成しての競技。その中での最低限のルールやマナー、そしてテクニックを身に着けることは、普段、ツーリングや通学などにも十分役に立つことでもあります。

スクールでは、だいたいは少人数のグループに分かれて説明を受けたあと、ポジションチェックをしたり、実際にボトルを取る練習や八の字走行などをしたりしながらまずは基本のテクニックを学びます。そして少しずつ集団で走りながら集団の中での走り方、先頭交代などを実際にやってみて、それから模擬レースをしてみるという感じで進んでいきます。

スクールに参加した子供たちはすぐにうまくなっていきます。と同時に親ではない大人から様々なルールやマナーをレクチャーされることによって(しかも講師はたいてい第一線で活躍する選手も混じっています)少しずつ、大切なことを身に着けていくのです。それは自分勝手に蛇行したりしないことであったり、罵声を浴びせないことであったり、無理をしないことであったり、ヘルメットをかぶることであったりと多岐にわたります。

「とにかくがむしゃらに走れ!一等とって来い!」なんて激励されることしかなかった子供もいたりします。でも、こうやって「自転車競技ってこういうものなんだ」と教えてもらいながら楽しく走ることで、がむしゃらに走れ走れと言われていたころよりも、確実に強くなったり、楽しめたりするものなのです。

自転車教室は「子供たちが安全に、かつ楽しく、スポーツとしての自転車に親しむ」ための絶好の場所といえます。

最近ではベルギーやフランスのメソッドを翻訳したテキストを作ったり、実業団チームが定期的にスクールを開催したりと参加できる機会も増えました。

関西発信のスクールとしてはベルギーのメソッドを取り入れたウィーラースクール(http://www.voiceblog.jp/ws-japan/)が各地で精力的にスクールを開催しています。今度の加東ロードのジュニアスクールも、このウィーラースクールとそしてシマノアカデミー(スキルシマノの選手による自転車スクール)の共催という形で行う予定。もちろん、ワタクシがらぱもお手伝いします。このスクールには何と事前に200名を超える、申し込みがあったとか。楽しみです。

どんなことをしてるの?と興味を持たれた方はぜひコメントいただくかメール(chisato@galapa.com)をくださいね。スクールの様子を収録したDVDもありますし、ウィーラースクールのテキストなどもお見せできますよ。

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