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デザイン性と空力そして【KASK(カスク) PROTONE(プロトーネ)】

投稿者:h_yamada

デザイン性と空力そして【KASK(カスク) PROTONE(プロトーネ)】

軽くて、空力がよくて、涼しくて、しかもフィット感の良いヘルメットを求めると、
KASK(カスク)のヘルメットに行き着く方は多いのではないでしょうか。

Vertigo、Mojito、Infinity、そしてProtoneと、KASKのヘルメットはTeam Skyと共に進化してきたと言っても過言ではありません。Team SkyはKASK社との契約を2020年まで更新しており、これからも”勝ち”につながる”快適”を生み出すことでしょう。

2014年の夏、Team Skyがツール・ド・フランスで使用し、瞬く間に話題になったPROTONE
Team Skyに供給し始めてから4作目となるヘルメットは、何が優れているのでしょうか?


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重たいヘルメットと軽いヘルメット、その差は長時間乗るほど如実に現れます。
事故や落車の衝撃から頭を守るためとはいえ、200~300gの重りを首で支え続けるのは、
それだけで体力を奪われます。30分や1時間程度なら気にならなくても、休日のロングライドなどでは
じわじわと首や肩に負担をかけ続けることになるでしょう。PROTONEの重量はMサイズで公称215gとなっており、非常に軽量です。それでいて、フィット感や空力、安全性を犠牲にすることがありません。

KASK社がラインナップしているヘルメットの中に、Infinityというエアロモデルがあります。
開閉可能なベンチレーションを設け、高速域ではよりエアロに、風の少ない登坂では涼しくと、
状況に応じて使用することができます。


しかし、Team Skyは、例えばツール・ド・フランスでは、ほとんどPROTONEしか使用しませんでした。それは、PROTONEでも十分に他チームのエアロヘルメットに対抗できるからでしょう。また、ただ空力がよいだけでなく、”あらゆる状況下で快適“であることが非常に重要であるからです。
自転車乗りにとって、玄関から外はすべて練習コースです。コースには平坦路、登り坂、下り坂、コーナー、荒れた路面など、あらゆる状況が用意されています。晴れの日もあれば、大雨の日もあります。そういった様々なシチュエーションは、ヘルメット次第で快適にも、不快にもなり得ます。


大きく開かれた後部のベンチレーションは、流れる空気を中に留めることなく、猛暑日や練習で頑張っている時などに、快適性を生み出します。

筆者はKASK VERTIGOを2年以上使用しています。Team Skyが2012年シーズンまで使用していたヘルメットは、フィット感は非常に優れていますが、風の通りが少し悪いなど、気になる点もいくつかあります。

ベンチレーションは、小さいものをたくさん開ける時代から大きく少なくの時代になりました。
風の通りが格段によくなり、なおかつ軽量化にも寄与しています。

かなり大きく開かれた前頭部のベンチレーション。
おでこをダイレクトに冷やしてくれます。
レースや練習でライバルに勝つには、熱いハートとクールな頭脳が必要です。

今回レビューをするために、PROTONEを被ってみて驚いたことは、涼しくて、軽くて、それでいてフィット感を犠牲にしていないということでした。200gを切るヘルメットがそれほど珍しくない現在、215gは手にもって驚くほどの軽さではありませんでした。しかし、被ってみると重量以上に軽く感じます。


ヘルメットに付属するパッドは、もちろんベルクロ式で取り外しが可能。格子状のパッドは
やわらかい感触と通気性のよさを生み出します。

アジャスターはかなり広範囲かつ微細に調整でき、どんな後頭部にもフィットさせることができます。人種による頭部の形状の違いに対応するため、USフィット、ASIAフィットを用意しているヘルメットメーカーは多くあります。しかし、KASKのヘルメットにはそのような区別はありません。被ると分かりますが、必要ないからです。

より進化したアジャスターは、縦方向に25段階、締め付けは45段階で調整が可能。
後頭部をおさえるパッドが可動するなど、
その調整域の広さから生み出される快適性は、試着すれば一瞬で理解できます。

また、サングラスを装着したとき、VERTIGOだとテンプルの長さによってはアジャスターに干渉し、カチャカチャと音がなったり、フィット感を損なうということがありました。後発ということもあり、PROTONEのアジャスターは干渉にも配慮されており、しっかりとサングラスをフィットさせることができます。


 

サングラスのテンプル(つる)との干渉がしづらくなった側頭部。
地味なポイントですが、きちんと改良されていました。

また登坂などでサングラスが曇ってしまい、外してヘルメットにかけておきたい、という細かなニーズにも改良がみられます。VERTIGOではサングラスをかける部分がなく、ジャージの首あたりにひっかけておくか、後頭部にかけるかしか術がありませんでした。
PROTONEではサングラスをしっかりとホールドできるようなベンチレーションが配されており、改めて今までは不便だったのだと気づかされました。

 

顎ヒモは、他社製のヘルメットではナイロン製のものが多いですが、PROTONEに限らずKASKのヘルメットでは革製の顎ヒモを採用しています(合皮かもしれません)。安全のために、たるまないよう調整する必要がある顎ヒモは、柔らかな質感の革でできており、MADE IN ITALYの文字が刻まれています。肌に直接触れる部分だからこそ、妥協はしたくないポイントです。問題があるとすれば、ヘルメットから耳までの部分の調整ができないこと。人によっては耳に干渉するかもしれませんので、試着してから購入することをオススメします。また顎ヒモのバックルの位置が左側にあり、顎の真下でつなげる一般的なヘルメットとは異なっているのも注意が必要かもしれません。(筆者はとくに問題を感じたことはありませんし、むしろバックルが顎に接触しづらいので良いポイントだとも思います)

Team Skyは2017年のツール・ド・フランスで、新型のヘルメットを使用していました。
世界最強のチームと共に進化するヘルメット、KASK。
これからもサイクリング用ヘルメットのあるべき姿を追求し続けてくれることでしょう。


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