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第3回☆五輪選手村

投稿者:山本 良介

第3回☆五輪選手村

みなさん、こんにちは。
12月に入り今年も残すところあと一ヶ月になりましたね。
まだ一ヶ月残ってますがみなさんにとって2008年はどんな一年になりましたか?
僕自身は8月にオリンピックの舞台に立つ事ができ人生で一番最高な一年だったと感じています。

さて今日はその北京五輪のお話を。
大会の模様などはみなさんもテレビでよくご存知だと思いますので内側の選手村の話なんかをしてみます。
まずトライアスロンの会場はメイン会場や選手村から約50km離れた北京郊外の十三陵水庫で開催されました。
いわゆるダム湖を中心としたコースでした。
緑が多く、空気もきれいでロケーションは他競技を含めても一番良かったと思います。
レース前に試走している時は、よく合宿している長野の合宿地に似ているなーと感じたほどです。
選手村からレース会場までが少し遠いということもあり、現地入りしてからレース翌日までは会場からすぐ近くのホテルに滞在していました。
国によっては選手村から通っていた国もありますが、北京市内は頻繁に渋滞していたので会場近くの滞在が良かった思います。

北京五輪トライアスロン会場十三陵水庫

レース翌日からはようやく選手村入り。
まず感じた事はセキュリティーが厳重だということと広い!
選手村に入るにはIDパスを発行してもらいパスが無ければ何人たりとも入る事はできません。
それぞれの国に認定されたコーチ、選手、スタッフと大会関係者以外は入れないのです。(当たり前ですが。)
ゲートの前には常に武装した警察?軍人?がガードしていて厳戒態勢でした。
敷地内は広大で、食堂、ジム、プール、リフレッシュルームやお土産屋さんたくさんの施設がありました。
敷地内はバスも走っておりそれぞれの施設への移動可能。
選手村から各競技会場への移動も専用バスがあります。

滞在施設はマンションタイプでいくつも建ち並んでいて、集合住宅街のような感じ。
この施設はオリンピックが終わればマンションとして一般向けに販売されるのです。
使いきりでなく、そのまま建て売りとは考えられてますね。

北京五輪選手村

そして一番の交流の場となるのが食堂。
かなり広い食堂なのですが、世界各国の料理がビュッフェ形式で24時間食べられるようになっています。
各国の選手が集うのですが、夕方や夜になると試合を終えたばかりの選手が食べにきたりとなかなかできない体験でした。
さっきまでテレビで熱戦をしてメダルを穫っていた選手が1時間もしないうちに同じ食堂にいるんですから不思議な感覚になりますよね。
いつもテレビでみている世界中のスーパースターがゴロゴロいました。
料理はアジア、地中海、ヨーロッパ、etc。
一番人気は、オフィシャルスポンサーでもあるマクドナルド。
マクドナルドは、味がほぼ世界共通という理由かはわかりませんが人が並んでいましたよ。
僕もレース後ということもありここぞとばかりにマクドナルドを食べまくりました。
ここでは国籍、競技の壁を越えてみんながわきあいあいと交流をしていました。
オリンピックならではの光景なのでしょうね。

簡単にしか紹介できませんでしたがイメージしてもらえましたか?
選手村を直接見たい方は是非2012年のロンドンで代表になってください!
僕もまた行きますからね~

ではまた次回。

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投稿者情報:山本 良介

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