HOME / 

RACE DJ がらぱASHIDAの自転車雑学 / 

ステージレース

投稿者:DJ GALAPA

ステージレース

Pocket
LINEで送る

こんにちは!DJがらぱです。

 

すっかり5月も終わりですね。
私はつい先日終わったツアーオブジャパンと、これからはじまるツールド熊野の間のほんの少しの隙間時間に10日ぶりにようやく戻ったうちで洗濯とまた荷造りに追われています(苦笑)

 

もう、すぐにまた熊野で出てしまうので、洗って、詰めて、洗って、詰めて、の繰り返し。

 

ツアーオブジャパンは全国をまたぐ大きなステージレースなので、ご覧になったり、話題を目にしたりした方も大方かもしれません。

 

堺を皮切りに、美濃、飯田、富士山、伊豆、東京と、6つのステージを戦うツアーオブジャパン(通称TOJ)。
ステージレースと呼ばれる毎日、毎ステージの成績が積算されていく形態のレースは、1日で終わってしまうおなじみのロードレースとはいろいろと戦い方の奥行きが違ってそれがまた刺激的なのです。

 

毎ステージ、レースはロードレース形式でもちろん行われるわけですが、その中での闘いは、個人の思惑、チームの思惑、チームの中での役割など、様々な思いがぶつかり合い、単純に自分が勝ちたいから前に出る、というだけではないストーリーがあります。

 

例えば、チームの選手が日替わりで勝っていたのでは、ステージレースを制したことにはなりません。
チームではエースと呼ばれる勝つことを託された選手と、その選手を勝たせるために、あるいはその選手のアドバンテージを保ったり、拡げたりするために働くアシスト選手がいます。
アシスト選手はアタックを繰り返して他の選手を疲弊させたり、エースを助けてペースをあげたり、集団の中で、レースの中で動きまわります。
流れによってはアシストが勝つレースもないわけじゃありませんし、その勝ちによって、本来アシストだった選手がエースとなることもあります。

 

そして、チームが全力でその走りを支えます。

 

ステージレースは、常に前日までのステージのリザルトを手元に置いて、総合時間やポイントの積算された状況を見ながらレースを見ていくと、チームの思惑が段々わかってきて目の前の霧が晴れたかのようにその動きの「意味」が見えてきます。

 

いや、とにかく深いです。

 

今回ワタシはTOJでは競技の中に位置し、競技管理する審判の一員としての役割の一端を担わせていただいていたのですが、いつもMCで喋るように外から垣間見るのと、ど真ん中でレースに触れるのは本当に違います。この立場も何度も経験してはいますが、レースの動いている本体のどまんなかは、本当にその色彩の鮮やかさ、というか、パワーの強さが想像を絶する強さ。
さらに、ステージレースではチームカーも一緒にコンボイとなってレース中一緒に動くため、チームの思惑とモロにぶつかり合い、せめぎあいながら、選手とも渡り合う。

 

いや、ホント、凄いです。

 

例えば、レース中、選手がパンクしたり、何か必要なことがあると、手を上げてチームカーを呼びます。
それを審判車の中にいるチームカーに情報を送る担当者が無線でチームに伝えます。
すると、チームカーがかっ飛んでくる(笑)

 

いや、ホント、かっ飛んできます。
チームカーはチームの参加している数分いるわけです。
そのチームカーの並ぶ順番は日々のレースの結果によって決まってくる。

 

後ろだと上がるだけでも十数台の車を抜いてくることになるし、下りだとそんなパッシングはできないし、ホント、ギリギリのせめぎあい。

 

前に集団が割れて先頭に小集団が形成されてある程度タイムがあくと、集団の前にその先頭集団に含まれるチームのチームカーが上がったり、隊列は本当に十数代の車が動いているにもかかわらず、生き物のように身軽に構成を変えていきます。

 

元選手がチームカーのドライバーをやっていることが多いのも頷けます。
レースを知らなきゃあんな場で運転は出来ません(^^;)

 

そんな中でも、やっぱり運転凄い!と思ったチームの監督さんが今回も何人かいたのですが、印象に残る筆頭は、片山右京さんですね~
右京さんのチームを呼ぶと、うわっ!と思うくらい一瞬でどんな難しいコースでも、チームカーの序列がどんなに後方でも上がってきます。
あれは凄い。
流石です。

 

チームはレースが終わったら、選手のケア、自転車の整備、レースの準備と、休まる暇はありません。
毎日150kmを超える距離をレースし、2時間とか移動し、また次の日その移動した場所でレースする。

 

そして総合での成績を争う。

 

そのチームたち、選手たちと一緒に移動しながらレースを支える。

 

応援の方も、その間一緒に回られている方もいます。
そんなファンの方とも交流がもちろん生まれたり。

 

ステージレースの一体感、本当にハンパなく濃いです。

 

月並みですが
「わかってくると何倍も何倍も、桁違いに面白くなる」

 

それが自転車レース。

 

その中でも、やはり、ステージレースは、積み重なっていく戦いが層になって、深さ、奥行きを増していく部分で、相当魅力的。
ジロやツールを見ていてのめりこんでしまうのも、当然ですね。

 

そんなステージレースが日本で行われる機会はそう多いわけではないので、チャンスがあれば是非何らかの形で覗いてみて欲しい!
と切に思います。
おもしろいですから(^^)

 

今週行われるツールド熊野も、中継があったり、オフィシャルHPで様々な情報発信がされていますので、もしお時間があったら是非、ステージレースの一端を一緒に体感してみてください♪

 

ワンディのレースとはまた違った刺激的なおもしろさを発見できるのではないかな~と思います(^^)

Pocket
LINEで送る

投稿者情報:DJ GALAPA

はんなりと自転車 From 京都 を購読する

Twitterでフォローする

RSSで購読